結論から言いますと γ−GTPの数値が低い場合は、なんら問題ありませ
ん。
γ−GTP(γグルタミルトランスペプチダーゼ)は、肝臓の解毒作用に関
係のある酵素でして、肝臓等の細胞がこわれるとγ−GTPが血液の中に流
れ出て検出されます。
そこでγ-GTPの数値を計ることで、肝臓等の細胞がどの位壊れたかを指標と
して表しているわけです。
γ-GTPが高くなる原因は、肝臓の細胞が破壊される肝炎等の他に、肝臓に脂
肪が蓄積する脂肪肝などがありますが、特に、アルコールが原因の脂肪肝の
程度を表す数値としてγ−GTPは使われます。
アルコールを飲まない長さんが、数値が低いのは当然といえば当然ですし、
細胞が壊れた数を表したモノとして考えると、ほとんど壊れてないという意
味ですから、数値が低い事は全く問題がありません。
この点、コレステロールなんかとは少し違うわけですね。
なお、最近の人間ドック等で渡される診断結果表には、γ−GTPの正常範
囲を 12〜48 等という表現ではなく、60以下 と表しているのが主
流ですから、心配はしないでくださいね。
To:TOMさん
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主題:
γーGTPについて