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つまみ読み
記事 768 by ぽにょ。

こんにちは、高校生のシンバルをしている者 ぽにょ。です。普段から活用させていただいています。初... ( 続きを読む )

1.ちょっと音楽史の勉強をしましょうか

コメント 769 by ぷらむ
>>768
チャイコのシンバルはオイシイですね。頑張ってください。未聴であれば、
同作曲家の交響曲第4番4楽章、第6番「悲愴」3楽章をお聴きください。
参考になると思います。

 オケものをやる場合、私は様式を意識することが重要だと考えています。
曲を挙げていただけるとアドバイスしやすいです。1812序曲でしょう
か。ぜひチャイコの曲を沢山聴き、「チャイコらしさ」がどこにあるのかを
研究してください。

 チャイコフスキー(1840-1893)はロマン派ロシアの作曲家です。ロシア
はヨーロッパと隣接しているため、昔からクラシックが盛んでした。ドイツ
の古典派ベートーヴェンとロマン派到来を告げたフランスのベルリオーズに
より飛躍的に革新を遂げたクラシックは以降の作曲家によりさらに複雑化、
長大化し、また音楽に特定の情景や物語を取り込む「標題音楽」が生まれま
す。この中で異国への関心からチェコのドヴォルジャークやこのチャイコ、
フィンランドのシベリウスが人気を博すことになります。

 当時ロシアには「ロシア5人組」と呼ばれる国民楽派、つまり自国の伝統
を尊重した芸術を模索した作曲家(ボロディン、リムスキー・コルサコフな
ど)がいました。一方でチャイコはヨーロッパの伝統を重んじ、そこへロシ
ア的な土臭さを漂わせる作風をしており、国民楽派とは一線を画していま
す。

 長くなりましたが、チャイコが活躍した時代背景はこんなところでしょう
か。さて、芸術というものは感性ですから、人が生きていくという事は変わ
ること、すなわち作曲年代によって作風も変化すると言えます。演奏される
曲がチャイコの人生のどの位置にあるか、も重要なファクターと言えます。
チャイコも沢山の作曲家に影響を受けているでしょうし、反対に与えてもい
ます。多額の寄付を個人から受け取っていたにも関わらず、最後までその相
手と会うことはなく文通のみの付き合いだった、というエピソードも有名で
す。

 シンバルについて簡単にアドバイスするとすれば、まずはチャイコのシン
バルの用法、音色を研究することです。ヒントを言えば、チャイコは特にシ
ンバルを単体で用います。そしてブレンド感よりソロ的な要求が多い傾向が
あります。勿論、その中でも演奏者の嗜好はありますが。
 そして音楽の流れを意識します。力強い旋律が頂点でピッと襟を正すよう
な構成はチャイコらしさと言えるでしょう。チャイコのシンバルはこうした
音楽のメリハリ部分を担当することが多いと思います。そうした音を意識し
てみてください。
 最後に、共に演奏している仲間とたくさん議論してください。

 あ、すごく長いですね。とりあえずこのくらいにしておきますか。お、ぽ
にょ。さんの知りたいことに答えてないですね。すみません。でも頑張って
書いたので怒らないでください(汗
 正直に申しますと、ぽにょ。さんの知りたいことというものは文字で伝え
られるものではないのです。みながそれぞれに工夫して、経験を積んで手に
入れてきたのです。たくさん悩んでください。たとえ遠回りでも、ほんの些
細なキッカケで全てが解決してしまったりします。そして悩んだ分はすべて
ぽにょ。さんの力になるはずです。
To:ぷらむ

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主題: シンバルの音色について

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2009年7月27日(月) 23時57分 親記事 2件目のコメント
コメント 770 by ぽにょ。
>>769
回答ありがとうございます。
音楽の背景を知ることの重大さに気づきました。
自分だけで音楽をしても意味がなく、
周囲の協力と知識などが重なって初めて音楽になるのですね。
又、チャイコフスキーについて色々教えていただいて本当にありがとうござ
いました。
本当は私自身が調べなければならないのですが・・・。
申し訳ございません。

私が演奏する曲の挿入曲は
よくわからないのですが・・・
序曲1812年
交響曲第4番4楽章 ?
第6番「悲愴」3楽章 ?
のほかにも
ロミオとジュリエット(幻想曲)
アンダンテ・カンタービレ
ストラヴィンスキー「春の祭典」
まだほかにもあると思いますが・・・。
スコアが英語(ドイツ語も?)で表記されているため
よく理解できていません・・・。

曲名をいってしまえば、
「エクストリーム メイクオーバー」 ヨハン・デ・メイ編曲
です。
確かにこの曲でのシンバルはソロに近い気がします。
確認不足でした。
今後もスコアをよく読みいろいろな発見をしていきたいとおもいます。
 ぷらむさん ありがとうございました。

より多くの回答をお待ちしております・・・。
お話が発展できたら光栄です・・・。

この投稿に返信
2009年7月29日(水) 8時31分違反通報親記事 3件目
コメント 772 by ぷらむ
>>768
もしかするとロシアメドレーかもしれませんね。うわあ面白そう

「悲愴」のシンバルは完全ソロですね。遠慮なくブチかましてください。
4番は単発部分は全開でOKです。連発する部分は書かれている音量ですと大
きすぎると思うので少し抜くと良いでしょうね。ちなみにこれらの曲、プロ
オケの方々は22インチなんかを使います。

1812序曲は誰が何と言おうと打楽器が主役です。練習中は棒の支持を聞
くべきですが、本番はどうぞブチかましてください。「すいません、ついハ
ッスルしちゃって」とか言っておけば大丈夫です。こういうのも打楽器の醍
醐味ですね←悪いこと教えるな
ぜひスネア・大砲係とコッソリ口裏を合わせて、本番会場を盛り上げてくだ
さいませ。

ロミジュリはちゃんと聴いたことがないので控えさせていただきます。
作曲家によって打楽器のイメージは違うものですが、そういったものが表現
できると俄然面白くなりますね。

 余談ですが、先日地元プロオケの演奏を聴いてきました。ストラヴィンス
キー「ペトルーシュカ」です。
 心を与えられたわら人形ペトルーシュカが踊り子の人形に恋をし、恋敵の
人形に惨殺されるというお話なのですが。私はこの曲を初めて聴いたのです
が(ストーリーは知っていました)、今まで抱いたことのない気持ちが湧き
ました。

ペトルーシュカの死に向かって盛り上がっていく音楽に対し、それをただ聴
くだけしか出来ない、ただ傍観しているだけしか出来ない。このままでは哀
れなペトルーシュカは殺されてしまうというのに。
そう思うと、自らに罪深さを感じてしまったのです。そして、この曲を演奏
するということは、即ち死刑執行人になることのように感じてしまったので
す。
素晴らしい曲なだけに、はじめから決められた結末、五線譜に縛られた音符
という、音楽の負の部分を垣間見た気分でした。
この投稿に返信
2009年8月3日(月) 22時52分違反通報親記事 4件目
コメント 786 by ぽにょ。
>>772
ああああぁぁぁぁ
すみません合宿でした。(汗
返信がおくれて申し訳ありません・・・。

悲愴はあまりないんです・・・。
シンバルがたたく場面はないですね。
バスドラはたたきますが。
ロミオとジュリエットで細かい音符があるのですが(四分音符=156で八分音
符)
そこは少し小さめにかつ響きをすぐにとめない程度に演奏しています。
多少のズレが生じる可能性があって少し不安です。
又、バスドラが表拍、シンバルが裏拍でストリンジェンドの場面があります

そこは大勢でやっているなかで土台となるリズムが二人しかいないのでしっ
かり出しています。

ですが1812年は結構あります。
1812年は編曲されたところしか聞いたことがなかったので、
CDはあったので全部聞いてみました。
いやぁ。すごいですね>。
そこら中大砲によって穴だらけって感じですね。
更に、教会の鐘が・・・。
シンバルの壮大な音や、スネアの細かく繊細な刻み。
感動しました。
ほかの曲は。なかなか探す、聞く、買う時間がないので・・・。
言い訳ですが。

作曲者の方はトロンボーン奏者で(そういえば中低音の作曲者は多いです
ね。やはりハーモニーと共にあるからでしょうか。)
かなりトロンボーンやホルンに力をいれているようです。(ハイFやハイE♭
など)
しかしおよそ2分ほどにわたるマリンバソロ(途中からシロフォンも参加)や
3箇所にわたるティンパニのソロの多用。
更にチャイム、ビブラフォン、シンバル、の多用。
などから打楽器もかなり目立っています。
作曲者のこともちゃんと調べます・・・。
すいません・・・。

こんなことをいうのも何なのですが。
ぜひ聞いてみてください。 (爆
外人の金管バンド聞いたらもう惚れ惚れします。

チャイコフスキーのみならずいろいろな曲を聞いていきたいと思いました。
まずは、チャイコフスキーの曲を聴いてからですが・・・。
ストラヴィンスキーのペトリューシカの他にも何かお勧めの曲ありますか?

この投稿に返信
2009年8月8日(土) 23時56分違反通報親記事 5件目