>>
702カウベル・・・だけじゃありませんが小物楽器に
「よい奏法」「ほしい音が得られる奏法」はあっても
「正しい奏法」はありません。
>ずっとスタンドに取り付けてゴム製のマレットで叩いていて、
これもひとつの方法です。楽器の持ち替えが多いときは
スタンド式じゃないと大変です。特徴としてはゴムマレットは
アタックの少ないの音がします。
>片手で持ってスティックで叩く
これもひとつの方法です。アタックのハッキリした音がします。
また開口部を前に向けるか、自分のほうに向けるか、開口部の
フチをスティックの腹で叩くのか、スティックの先でカウベルの
上を叩くのかで出てくるサウンドが違います。
持ち方も、カウベルの腹に沿って人差し指や中指をそわせると
ミュートの効いたサウンドが得られますし、叩きながら指を
離したり添えたりすると、バリエーションになります。ラテンや
ポップスでよく使われる奏法です。
奏法やバチの違いは「正しい・誤り」ではなく「サウンドの違い」
です。
>特に速いテンポの時の打ち方がよくわからないんです。
テンポよりも「曲想」です。いま、この場面ではどんなサウンドが
必要か・・・を考えます。
とりあえず、速いテンポではあまり大振りせず、コンパクトに
打ち、少しミュートを効かせた方がいいかもしれません。
>カウベルの内側を叩くというような事を聞いたのですが
内側ですか?バチを中に突っ込むのかな?
突っ込んだまま、早く動かせばカウベルのロールです。
まああまり見かけない奏法です。