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104 皆さんおっしゃるように、消費税の引き上げは、本当に慎重にするべき
でしょうね。
天下り問題や談合などもそうですが、行政のお金の使い方に問題がたくさん
あることは、もう国民にばればれです。年度の予算がでて、その年度が終わ
る頃に、資金があまっていても、次年度の予算が減らされないように、予算
を達成すべく、無駄にお金をつかいます。全部バレバレです。
行政の予算が、国民の血税であるという意識は、基本的に持っていない、
自分で直接徴収(お金を国民からあずかる・託される)していないという事
と、あまりにも巨額である為、そういう意識が必然的にわかないのかもしれ
ません。私も逆の立場ならそうなってしまうかもしれません。
何かお金を出す時に、国がお金を出したといいます。そのお金は国民から
強制的に徴収したお金です。国民が出したんですけどね・・・。
そういう言葉の1つ1つでも、国民から取り上げたお金であるという意識が
ない事がはっきりうかがえますよね。
最低限そういう所ぐらい気を使って発言すればいいのにと思いますが・・。
中には騙されてくれる方もいるでしょうし(^^ゞ(冗談ですが)
このように、無駄遣いをしている事は、国民の誰にもあきらかなのですから
消費税をアップするには、国民が納得できる状態になるよう努力が必要
ですよね。
世論が納得するような予算配分、予算削減を行い、もうこれ以上、削る
ところが無いという事を国民にも分かりやすい形で説明できるようにまで
なれば、国の未来の事を考えている人であれば、納得して、よろこんで
消費税アップを受け入れるでしょう。中には、どんなことでも嫌がる人も
いるとは思いますが・・・。
消費税をアップする前にやるべき事、示すべきことが山積みです。
世の中には何でも順番というものがありますので、一番重要な国民から
消費税をあげろという声がでてくるぐらいの事をしてから、消費税を
上げないと、消費が冷え、せっかくよくなってきた景気を覚ます事に
なるような気がします。
2007年問題とういうのもあり、団塊の世代の総退職がはじまります。
年金制度もますます厳しくなってくるでしょう。
しかしながら、その世代の退職金・貯蓄などは、景気を左右するほどの
大きなビジネスチャンスになります。
日本人は基本的に保守的な人が多いですから、そんな大切な時期に国民の
納得もいかない形・将来にも不安がある形ですぐに消費税を上げてしまう
と、せっかくの団塊の世代が財布の紐をきつく縛ってしまいかねません。
2007年から数年、ほんとうに莫大な資金が動きます。
多くの企業もその時期にあわせた、大プロジェクトを模索していることだと
思います。
消費税を上げるにしても、景気をさまさまないように、ちゃんと物に
よって、違いを持たせていかないといけないと思いますし、その前に、
既に国民の負担を上げようとするような事がひそかに起こってきています
よね。所得税の扶養控除の問題にせよ、高齢者の国民健康保険の負担率に
せよ、発泡酒の問題にせよ、どんどん国民が苦しくなる方に追いやられて
しまおうとしています。
今度は、たばこの税率もあがるそうですしね。
たばこについては、基本的に生活には必要のないものですから、仕方が
無いものだと思いますし、ギャンブルなんかも税率をあげてもかまわない
とは思います。消費税を上げるのであれば、こういった日常生活に直接
影響しないものや衣食住に関係ない高額商品(贅沢品)からやって消費税
アップを行っていくべきだですよね。ただし、やるべき事をやってそれでも
税率負担が必要だと国民を納得させられるだけの努力をしてからだと思いま
す。
6月1日に始まった違法駐車取り締まり強化により、これまで以上に
罰金による税収はアップ(ある時期まではのびる)するはずですから、
それを管轄する省庁への予算もへらせるはずですしね。減らないように
うまいことやりそうですが・・・。
行政のスリム化もそうですが、本当に素人の目でみても、歳入を増やす
事をしなくても、その分の歳出減らすことができるのがあきらかなものも
たくさんありますからね。
様々な公務員改革・税制改革の前に、税収は国民1人1人から、無理やり
徴収した血税であるという意識改革も必要なんだと思います。
人は自分の金だと倹約しますが、役人が動かすお金は自分のお金では
ありません。どう動かしても、自分の懐にはまったく影響しませんから、
倹約をするという意識がどうしても芽生えにくいんだと思います。
少なくとも、国民からお金を借りているぐらいの意識へと変えられるような
制度改革も必要なのでは?と思います。
全ての人ではないですが、人間は欲望の生き物ですから、何かを安く
済ます事ができれば、その分、役人の収入が上がるぐらいの事を
してみればよいのです。そんなことでもしなければ、税金を倹約する
なんて考えは、あまり芽生えないのかもしれないなんて思います。
とりあえず、次の政府には、国民を納得させられるほどの、歳出額を
出せるほどの制度改革を期待しています。小泉政権の時代に仕込んだ
様々な事で、そういう成果が少しでてくるのかもしれませんので、
その流れを壊さないようにはして欲しいなと思っています。
そこで、これでもかという数字(歳出額削減の結果)を出してくれれば、
私も納得して消費税アップには賛同すると思います。
先ほども書きましたが、2007年問題による莫大な資金の動きの邪魔さえ
しなければ、今年から2〜3年弱は、内需に関していえば、好景気の流れに
支えられる事だと考えています。景気が良くなり資金が回れば、おのずと
今の消費税額でも、歳入はアップするのですから・・・。
その間に、無駄な歳出を無くし、それからでも遅くはないとは思うのです
けど(^^ゞ