ふにゃさん
私は吹奏楽部の部長をやっている中３です。
私が１年生で入部した頃は、２・３年生の先輩達が常識ではちょっと考えら
れないくらいとても不真面目で、演奏もとても聴けたものではないというく
らいひどいものでした。
その時１年生だった私達は、「部活なんてそういうもんなんだ」、というよ
うな気でいたのですが、私は演奏会やコンクールで初めて他校の演奏を聴い
て、とてもショックを受けました。

それ以来自分たちの演奏が人にどう思われるか気になりだした私は、「なん
とかしてこの部を変えてみせる」というように思ったんです。
「自分はそれなりに一生懸命やっているのに、いい加減な人たちのせいで自
分まで見下されたくない」、というような気持ちも確かにあったのですが、
「どうせやるならいいものを作りたい」という気持ちがとても強かったで
す。

部長になって１年が過ぎようとしていますが、失敗も多かった分成功も多か
ったのではないかな、と思っています。
結局、いい加減な先輩の背中を見てきた後輩の私達の代も、みんなどこかい
い加減な面があって、かなり苦労しました。
悩んだりもしたけど、それも今となってはいい経験だったと感じています。

部長は中途半端な気持ちでは務まらないものだと思います。
むしろ、動機があやふやなままそういうポジションに立ってしまったら、の
ちに後悔することがあるかもしれません。
でも部長だからこそ感じるやりがい、充実感、責任感も必ずあるはずです。
それが部活を離れた生活にも生きてきます。
吹奏楽部という大人数（？）の部を引っ張っていくのは大変ですが、楽しい
ですよ。

決意が固まったら、ぜひ挑戦してください。
お役に立てたら嬉しいです。

>>287　未花さん
ご回答ありがとうございます。
未花さんの回答を読んで、同じ気持ちを持っていたことに気づきました。
もちろん、中途半端な気持ちで部長になろうとは初めから思っていませんで
したが、
これを機に私の意思が自分自身はっきりしたと感じています。

私の中にも、頂点に立って引っ張っていきたいと感じている面もありまし
た。
ただ、読んでいるうちに、他の部員にでもできそうな事の様にも思えてもき
ました。
でも一番大事なのは、私がやりたいという気持ちなんだと思います。
他の部員で部長をやりたいという人が居たら、
お互い認められるまで自分の意志を伝えれば良いのだと思います。
まずは立候補してみます。
日常生活でも部活でも、まずは自分からという気持ちが大切なんですね。
未花さん、本当にありがとうございました。

ふにゃさん

私の場合は、前部長が遊び好きであまり練習に来なかったので部長、副部長
を解任して、後任の部長に顧問が私を推薦しました。（部長というのは、ミ
ーティングのときに選挙などで決めますが、任期中にクビになるという前代
未聞の事態になってしまいました。）
それまでの先輩方が築きあげてきた旧態依然とした部はどこか適当なところ
がありました。
みんなの気持ちをひとつにするのは容易なことではありません。しかし、み
んな音楽が好きで、吹奏楽部に入部してきたわけです。３年も一緒にやって
いるの、みんなの考え方などは分かっています。一人ひとり違うのでその人
に合わせてうまくみんなを練習することに仕向けたり（言葉は悪いですが）
しました。何より同じ代の仲間の協力は絶大なものでした。
最後の定期演奏会でみんなが「やってきてよかった」と思ってもらえる部を
創り上げることができました。それを今、後輩たちが私たちの代の気持ちを
受け継いで活動してくれていると思います。
私はコンクールの“金賞”より、ましてやマスターカードでも、お金でも買
うことの出来ない大切なモノを手にすることが出来ました。一緒にやってき
た仲間を誇りに思います。

部長というのは、みんなの気持ちをひとつにすることです。それでなければ
「心に響く音楽」を創ることは出来ません。
そのためには、生徒と同士のケンカ、先生と生徒との衝突は最低でも避けた
いものです。その際は仲裁にたって最善の方法で仲直りをさせてあげてくだ
さい。
時にはみんなと考え方が違うときが出てきてしまうときがあります。しか
し、間違ってることにははっきり間違ってると言わなくてはなりません。人
から嫌がられるかもしれませんが部にとってはそれが大切なことになりま
す。善悪の判断、正確さが求められます。
また、副部長をはじめ部員全員と協力し合うことです。
部長をやっていて、うまくまとまらずにつらかったり、悩んだりするときが
くるはずです。そのときは相談し気持ちをすっきりさせてください。

そして、
部活を音楽を楽しみ、あなた自身が仲間を信じ、愛することでそこに初めて
音楽が生まれます。

>>290　にゃさん

初めまして、お返事ありがとうございます。
ここに書き込んだとき、
中途半端な気持ちはないと自分自身では思っていましたが、
よく考え直してみると、気持ちがハッキリしていない時点で
中途半端だったのかもしれません。

にゃさんの意見は、私の部とどこか似ていました。
みんな同じ考え方ではないかもしれませんが、
みんな同じ意志を持っています。
目指すものは同じなんだと思います。

未花さんとにゃさんのお陰で気持ちがスッキリしました。
私は、部の為に最善を尽くすつもりです。
正しいことは意見を貫いて行きます。
私は幼い頃から音楽をやっていたので音楽は好きです。
それは、唯一楽しんで打ち込めることとも言えるくらいです。
でもそれだけではなく、部の仲間と信じ合うという絆も大切なんですね。

とても為になることを本当にありがとうございました。
これで私の気持ちも固まったと思います。
部の仲間にも認めてもらえるような部長になりたいです。
そのために、自分の気持ちをきちんと先輩に伝えていきたいと思います。