中1ならば、まだ少し難しい話かもしれませんが…ここを読んでいる他の奏
者のためも含めて。
中学校で吹いているなら、ヤマハの4本ピストンもしくはロータリーといっ
たところでしょうか。ヤマハの楽器は、音程やピッチが海外メーカーに
比べ割と正確なので、問題は恐らく奏者自身になってきます。
さて。
チューバは、音のスポット(つまり、音が一番綺麗に響くピッチ)から外れ
てしまってもそれなりに音が鳴る楽器です。それゆえに、普段どおりに吹い
ているつもりでも、実はピッチがとてもずれている…ということが中級者や
上級者になっても起こります。
そういう時に考えられる原因としては
一下唇にかけるテンションが足りなくて息の流速を保てていない
二流速が不足していて、音が正常なピッチまで上がりきっていない
といったあたりが有力です。
基本のB♭が低いとの事なので、「むしろピッチ上げすぎて次の音になりそ
う」というぐらいまで高めに吹くようにしてみてください。ピッチを上げて
いく中で、楽器がもっとよく鳴ってくれる流速が見つかるはずです。そし
て、楽器がよく鳴るピッチというのは、よほどにボロい楽器でもない限りは
そんなに狂ったピッチにはなっていないはずです。
というわけで、簡単に具体的な方法を。
ピッチを気にして、弱気になって息の流速が落ちている可能性があります。
なので、ピッチの事を考えずに、自分が出し得る最も響きのある音を目指し
て流速を調整してみて下さい。恐らく、まだまだ流速が足りていないはずな
ので。
それをやってもダメなら、もう一度レスして下さい。次の段階を考えますの
で。
ちなみに、ヤマハの楽器は地味にいい性能ですね。突出した強さはありませ
んが、弱点が少ない。
テストに例えると…
海外メーカーは、5科目で、得意な科目は100点を取るけれども苦手な科
目は30点だったり…というバラつきがあるとすれば、ヤマハの楽器は全科
目70〜90点で安定してるといった感じなのです。
まあ、自分が使ってるのはミラフォンだったりしてますが。
(誤字訂正済み)