>>
2680こんばんは。ご無沙汰しております。
ひとまずドイツ音名に関して私の過去の記事が間違っている部分があります
ので訂正しておきます。申し訳ありません。
ドイツ音名 実音名 Es管名 B♭管
B♭(ベー)… シ♭……ソ………ド
H(ハー)…… シ………ソ♯……ド♯
C(ツェー)… ド………ラ………レ
Cis(ツィス) ド♯……シ♭……レ♯
D(デー)…… レ………シ………ミ
Es(エス)… レ♯……ド………ファ
E(エー)…… ミ………ド♯……ファ♯
F(エフ)…… ファ……レ………ソ
Fis(フィス) ファ♯…レ♯……ソ♯
G(ゲー)…… ソ………ミ………ラ
As(アス)… ソ♯……ファ……シ♭
A(アー)…… ラ………ファ♯…シ
ご覧のように、「ドがEsの音」の楽器(アルトサックス、バリトンサック
ス、アルトクラリネットなど)を「Es管」と呼び、同様に「ドがB♭の音」
の楽器(ソプラノクラリネット、トランペットなど)を「B♭管」と呼びま
す。
こう考えると、その楽器にとっての「ド」が何の音であるかで管の種類がわ
かりますね。
(日本音名の「ハニホヘトイロハ」はピアノの「ドレミファソラシド」と対
応しています)
さて、>>2680のIlovesaxさんへのお返事ですが、私の場合はアルトサックス
でしたので、「ソ」→「B♭(ベー)」から覚えていきました。
その後バスクラリネット(B♭管)、ソプラノサックス(B♭管)をアルトサ
ックスと共にかけもちしたので最初はこんがらがりましたが、今はすんなり
と答えられるようになりました。
最初のうちは指と同時に「ベーハーツェー…」と追って、それこそ丸暗記で
やっていました。今となっては順応できるようになったので、きっと身に付
くはずだと思いますよ。
※ソプラノクラリネット:一般にB♭クラ(ベークラ)と呼ばれます。吹奏楽
においてはよく前列に置かれるものです。
※アメリカ読み、ドイツ読みによって異なる場合があります。あらかじめ指
揮者に確認しておきましょう。たいていの団体は上記で通じるでしょう。