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525 ども、私の素朴な疑問が探求心に火を付けてしまったようですね(^_^;
>軽油取引税
そういえば農業機械用など特定の用途の軽油は非課税でした、販売時点での
課税なのですね。
※販売時点での課税なので消費税の二重課税が避けられる(原価がはっきり
しているから)のでは?
>ヨーロッパの事情
一昔前の統計なのですが、いわゆる「ベンツ」のディーゼルエンジン比率は
5割近くとか…だからDOHCのディーゼルを開発したりするのですね。
また、トヨタプリウスが登場するずっと前、スウェーデンのボルボが開発し
ていたハイブリッドカーはディーゼルエンジンで発電器を動かし電気モータ
ーで走行するというシステムでした。
日本では悪者扱いされているディーゼル機関ですが、負荷変動の少ない運転
であれば熱効率が高い(CO2発生量の少ない)と言うメリットだけが生かさ
れるのですけどね。NOx(窒素酸化物)の問題も触媒で解決されつつある
し、SPM(浮遊粒子状物質)は高負荷をかけたり急激な負荷変動などの無理
な運転をしない限りはそんなに発生しないのです。
>代替燃料
くーろんさんにも私が言いたいことの本音の部分が理解していただけたよう
で…(^_^)
私が言いたいのは「なぜ、国策として大々的に代替燃料の開発を進めないの
か?」と言うことなのです。
別スレッドにも書いていますが、一時期次世代燃料として期待されたアルコ
ール系代替燃料も自動車メーカーと元売り各社の“陰謀”でつぶされました
し、合成軽油に至っては“脱税”“公害”の悪印象ばかりがクローズアップ
される始末…「粗悪軽油」って何よ?「脱税軽油」って名前だろって言いた
いですね、何度も繰り返すけどディーゼルは燃料の選択肢が幅広いから多少
の混ざり物は影響ないのです。
原油の値上がりで誰か得しているとしか考えられませんね凸(▼▼メ)
>軽油の需要
世界的に軽油需要が急激に増加するとは考えにくいですね。
日本では不公平な課税によりガソリンと軽油の価格差がありますが、税抜き
の原価はそんなに変わりませんよ、むしろ軽油の方が高い場合も。
国内を見ても、乗用車からディーゼルエンジンは絶滅しました(現行販売
車)し、都市部の乗り入れ規制で貨物車からもディーゼルエンジンは徐々に
迫害されています。
船舶などの大型ディーゼル機関の燃料は重油だし…特に軽油がガソリンに比
較して需要増になる材料は見あたらないのです。
石油関連は利権の固まりなので、我々末端の消費者にはとうてい知り得ぬ
“事情”があるのでしょうね。