高校の先生って、昔は自分の好きな事学生に教えられるから、とか、
親の希望(これがすごく大きかった。)もあって、大学時代になにがなんでもって猛勉強した実感がある。
だけど、教員の採用試験で受験者の多さに唖然。 これじゃ記念受験になっちゃうな、と肩を落とした。(周囲の受験生みると、あれ?既に先生?っていう風格の人もいた。)
3年くらいがんばってうけたけど、採用はされず、普通の企業に就職。
そのまま中年になった。
企業で働いていると移動時間や休憩時間に本読んだり、ネットで情報も
こまめにみれる。
最近、教員の労働の中身を色々知る事ができるようになったと思う。
部活動がほぼ任意に近かったり、(そういえば学生時代の先生、残業代
出ないって嘆いてた。学生でいる間はその意味がよくわからず、いいでしょ
部活にうちこみたいんだからって学生の私は思っていた。
先生は仕事早めに切り上げて私生活大事にしたかったらしい。
今思えば納得。ライフワークバランスって当時なかった言葉だけど
生きて行く上で大事だと思った。
企業でも、とにかく働くと残業代の重要性がわかってくる。
企業で働きながらネットで教員の世界みると、どちらも色々大変なんだなぁ
と実感する。
会社にいろんな上司、や同僚がいるように、学校にもいろんな上司、同僚や
さまざまな学生さんがいる、そのご両親がいる。関わりの複雑さを感じる。