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878 あきさんへ
少し疑問に思ったのですが。
「疲れでしょう」と言われて終わるだけだと思うくらい、切迫していらっし
ゃらない症状や状況なのでしょうか?
りょうさんが「もう少し詳しく説明を」とお返事されても、聞かれた事にだ
けのお答えしかされていませんよね?
どういう状況でどういう声が聞こえてきたとか、どういった時にどんな感じ
の幻覚を見てしまうとか。そういう時はなにか身体的・精神的に疲れている
ような感じであるとか。
こういう時は全然幻覚も幻聴も無いとか。
そういう具体的な説明がなんにもされてないですよね。
特に心からくる症状というのは、聞かれた事だけに答えるだけでは…いくら
診察を受けても、先生も患者さんを見た感じ・話した事や付き添いでどなた
か来られたらその人の話だけを参考に、最初は治療を始めるものです。
あきさんの文章からは、正直…そこまで切迫した気持ちが伝わってきませ
ん。
それに行ってもいないのに「疲れと決められる」とどうしてわかりますか?
疲れだと思うのでしたら、リラックスした状態の時に症状が出ないかどうか
確認してみて、そういう事も先生に話す材料として。他の色々なパターンを
集めてみてはどうでしょうか。
それからりょうさんがおっしゃっていた統合失調症というのは、あくまでも
りょうさんご自身があきさんの少しの説明で「こうではないかな?」と思わ
れただけだと思います。
全部を鵜呑みにする必要は無いと思います。
初期であれ…統合失調症という症状はもっと症状的にしんどいものだと思い
ます。
幻覚も周りが「ちょっと大丈夫かな?」と感じるくらいひどいものもありま
すし、本人の幻覚に周りが巻き込まれて大変な事になる場合もあります。
幻聴も本人は現実と幻聴の区別もつかなくなって、他の人に心の底から「本
当に言われた」と訴える事も少なくありません。
薬に関してですが。
病気を治す薬はまず無いと思ってください。
病気を通じて現れてくる症状に対して、その症状を和らげる為に薬が使われ
ると思っておいたほうが良いですよ。
幻覚で混乱するようなら、気持ちが落ち着く薬。
うつ状態がひどいようなら、うつ状態を軽くして気持ちを楽にする薬。
不眠で辛いなら、眠りやすいように神経を落ち着かせる薬から始まって…そ
れでも眠れなければ導入剤を処方されたり。
薬というのはあくまでも補助的な物です。
良い薬が出たと言っても、薬で治るというものではありません。
とにかく症状も先生にきちんと話さなければなりませんし、薬を飲んで飲ん
だ時はどうだったか・飲むのを忘れた時どういう状態になったかなどを、話
していかない事には治療は進みません。
覚えていられない場合は必ずメモを取るなどしてです。
…でもまだあきさんは受診されていらっしゃらないのですよね?
話せるようであれば、お母様にはきちんとお話して心療内科(もしくは精神
科)を受診されると良いかと思います。
まだまだ「そんなところにいくなんて、どこかおかしいんじゃないか」と思
ったり、敷居が高いと思っていらっしゃる場所ではないかと思いますが。
実際はストレスによる不眠で悩んで通院されている方や、子育てや仕事でイ
ライラされて受診されている方などが多い場所なんですよ。
緊張せずに不安な事をしっかりお話されると良いと思います。
話す事で先生に伝わりますし、そこから先生も色々考えて治療に望まれるは
ずですので。
ちなみに私は心療内科への通院を始めて5年経ちます。
少しきつい事をお話したかもしれませんが、あきさんの辛い症状が軽くなっ
て治ると良いなと思っている事だけは信じてください。
こちらで話しているだけの内容では、受診しても先生にハッキリ「辛い」と
という事が伝わらないような気がしたのでお返事させていただきました。
一度先生にお話しする内容をまとめてみて、辛い症状を具体的な例(どうい
う時に起こりやすいとか)をしっかりお話してきてみてはどうでしょうか?
何事もそうですが、踏み出す前から決め付けていては何も始まりませんよ。
踏み出してそうだったら別の病院にあたってみる事だって出来るんですか
ら。
精神科・心療内科は担当する先生によって方針や考え方が全く違う事も多い
ので、ご自分に合った先生を探されるのも手だと思います。
早く不安が解消されると良いですね♪