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39 わざわざいろいろと調べていただいてありがとうございます。
3D映像が精神病リスク因子にならないことを証明するって難しいですよ
ね。リスクになるのかならないのかが統計的に分かるにはたくさんの臨床デ
ータが必要で何年もかかります。もしリスクにならないことが証明されると
安心して子供たちに使わせられるので研究者の方々に期待しています。
大人の私であっても実際に3D映像を見ると、短時間なら大丈夫ですが長
く見ようとすると本能的に体が拒否しますので、人間にとって良いものでは
ないのかもしれません。
これから脳の神経回路が急激に発達する過程にある特に小学4〜6年生のお
子様を持つ親御さんは慎重になった方が無難かもしれません。今の子どもた
ちは我々の子供時代とは違う脳が作られるわけですからね。確かこの世代は
最も3DSを使っている世代かもしれません。時代の流れなので自然に任せるし
かないのかもしれませんが・・・。どう捕らえるかは親次第。
3D技術の研究開発の継続については私も賛成です。医療分野での画像診
断や外科的手術、原発など危険物を扱う分野でのロボット操作など、様ざま
な分野での活躍が期待されますね。
私たち大人や3D技術に触れたばかりの子どもは、まだ3D映像に慣れて
いないので気持ち悪くなるかもしれませんが、これから3D技術に慣れてい
くであろう子どもたちが大人になったとき、その大人は私たちと違って子ど
もの頃からゆっくりと形成された3D技術に適応した脳を持つ大人です。
3D技術の発展と同時にその恩恵を受けた機器を扱うプロフェッショナルが
今の子どもたちの中からどんどん排出されることになるのでしょう。
もし将来3D技術が今の携帯電話技術のようにコモディティー(日用品)化
し、どこにでも使われるようになったとき、統合失調症などの精神病患者数
が増加しているのかどうか、それと相関があるのかどうかは、未来になって
みないと分かりませんけどね。
とりあえずファミコン世代の古い脳を持つ私の体は本能的に3D映像を拒
否していますので、あまり触れないようにしようと思います。