こんにちわ。
早速本題に。
低音のラの音が低いということは、自分の中の音程がズレている・楽器が
鳴っていない・キィがズレている・楽器に癖がついてしまっている
が考えられます。そのうちの前の2つを説明します。
音程が下がったり、ディミネンドが出来ないのは、楽器がしっかり鳴って
ないのと、楽な状態で鳴らせてないからでしょう。
高音域になるときつい音になり、吹いている自分もしんどくなったり、
フォルテを吹こうとすると息の音が大きくなったりしていませんか?
まずは、楽な状態でしっかり鳴らせてから、ピアノを作っていきましょう。
低音のラの音程ですが、その音を吹きチューナーを見てはじめて
低いと気づいていませんか?
そうなら、自分の中の音程も低いということです。
前後の音の音程も確認して音の幅を意識して、体に覚えこましてください。
低いから息の量を増やすのではなくて、「頭の中でもう少し高め、気持ち
楽器を外向ける」程度でいいと思います。そうやって少しづつ修正して
いきましょう。
ディミネンドについて、
文章から読み取ると、ピアノでかなり力が入っているようですね。
楽器が鳴るポイントを知っていれば、それほど力はいりませんよ。
音量の変化のつけ方で、喉の広げ方と息の方向で変えてみましょう。
喉の広げ方は、フォルテの時は喉を広く、ピアノの時は小さく。
息の方向は、フォルテの時は少し下向きに、ピアノの時は少し上向きに。
低音で試してみると、変化が感じやすいかも。
うまく出来ない原因のひとつは、ピアノからのクレッシェンドと
ディミネンドしてピアノに戻ってきた時の吹き方が違います。
どこが違うか自分でよーく探してみてください。息のスピード・
アンブッシュア・息の方向いろいろ考えられます。
もうひとつはクレッシェンドでフォルテにあがる少し前の息のスピード
あがり方と下がるときの息のスピードの下がり方を自分で観察して
みてください。下がる時に結構息のスピードが下がり過ぎていることが
あります。
フルートについてはこんなところでしょうか。
ピッコロは私自身、へたくそであまり好きではなかったのであまり研究
しなかったのですが、
指や鏡で口から一番息がたくさん出てる所をみつけましょう。
それと、一番鳴る音を見つけてください。その音の吹き方をもとにして、
その音の付近から吹き方を研究してみてください。
長くなってしまいましたが、お役に立てばうれしいです。