よっちゃんさん
確かなことは言えません。半ば勘です。以下、
眉に唾を付けて読んで下さい。
下の音が出ないならやめておいた方が良いと思います。
それで慣れると、下の音が出るようになり、
上の音は出なくなるような気もします。判りませんが。
おそらく、筋肉がうまく動いてくれないために、唇がピンと張っ
た状態なのではないでしょうか。ピッチが高めということからしても。
おそらく、豊かな音は出ないでしょう。
軽薄な音なら出るかも知れませんが。どうでしょう?
マウスピースの位置は、教則本などに「てきとーなこと」
が書かれています。
しかし、大事なのは下記ではないでしょうか。
(1)上の歯の位置...
..は頭を動かす以外に動かしようがありませんので、固定と見なします。
(2)上の歯に対する下の歯の位置。
隙間の広さは小指の太さくらいと教わったような気が..。
顎を出し過ぎない、引き過ぎない。
(3)舌の形。
下の歯と舌で、息の方向が変わると思います。やってみて下さい。
(4)上下の唇の合わせ目の位置。
息の通り道以外の場所に合わせ目があっても、
特に息のスピードが必要な高音域は出ないと思います。
息の通り道に対して、合わせ目をどの辺りに持ってくるのか、は、
残念ながら、下手な私では判りかねます。
ど真ん中なのか、若干上唇に当たり気味なのか、
低音と高音で息の向き自体が変わってしまうのか....。
(5)それらに対して、マウスピースがどの位置か。
確かに、息の通り道とパイプがあまりにずれているのは不自然だろうなぁ
と、直感的に思いますが、
音源の先は割とどうにかなるような気もします。
少なくとも、息の通り道に対して唇の合わせ目がどうなのか、
息の通り道に対してマウスピースの位置と向きがどうなのか、であって、
マウスピースと唇の合わせ目だけにしか着目してないその辺の本はおかし
いと思っています。
まぁ「真ん中近辺」(著しくずらせという話はない)でしょうから、
変な結論ではないと思いますが。
しかし、ここだけいくら合っていても(4)
がずれていては意味がありません。
プロになるような人は、おそらく、偶然なのかどうなのか、(4)
くらいまでは問題がほぼ無かったのでしょう。
毎年数千人がラッパを始めるのですから、
その中の何人かがたまたまできても不思議ではありません。
ですから、どの本を読んでも(ってアホらしいので大して読んでませんが)
、この辺りの解説が載っていません。
ラッパを吹くロボットがありますが、
息の通り道と唇の合わせ目をどうしているか、
機会があれば一度訊いてみたいと思っています。
個人的には、唇の合わせ目を下げたところ、
音が息に反応するようになり、ドソドミソミドソドのような上がっ
て下がるリップスラーはかなり楽になりました。
私の合わせ目が、かなり上にずれていたのでしょう。息をシュッ
と出せば高い音が出てくれる感じ。まだまだ楽にとは行きませんし、
ハイBb近辺が思うように出るまでには至ってませんが。
高音の音色も、鳴るようになってきたし、音量もあるし、
固く細く貧相な音でも無くなりました。(あくまで当社比

)
プレスも、無くなるまでには至ってませんが、何時間も吹くと、
上の前歯の付け根が痛くなるようなことはないでしょう。
高校生の頃、ここまでできていればなぁと思うのでした。