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先頭から

シンバルの音色について

メール転送可
記事 768 by
こんにちは、
高校生のシンバルをしている者 ぽにょ。です。
普段から活用させていただいています。
初めての書き込みで、多くの失礼があると思いますがよろしくお願いしま
す。
早速ですが、シンバルの音色についていくつか質問があります。

A組で自由曲のシンバルをやることになりました。
クラシックの編曲(主はチャイコフスキー)なので
全体を包み込む音色や管楽器とのブレンドを大事にした音色をだしたいと思
っています。(ちなみに主に20インチ、細かい音符のときは18インチで演奏
しています。)
しかしなかなか練習方法、演奏方法が思い浮かびません。

私のシンバルの基本的な奏法は
左手に音程の低いシンバルを持ち、
右手に音程の高いシンバルを持って演奏しています。(関係ありますか?)
又、右手のシンバルは力をいれずに、
シンバルの重さを利用して落とす感覚で演奏しています。
場所によってシンバル同士をすぐに離したり、離さなかったり
といろいろ変えて演奏しています。

しかし、ホールでの録音を聞いたところ
あまりホールの隅まで響いている感覚はしませんでした。(響きにくいホー
ルです。)
よく先生から「シュワァーン」という音色がほしいんだともいわれます。
私はそれをホール全体に響き渡らせるという概念として捕らえています。

又、細かい音符の際にもっと鋭い音がほしいと言われました。
しかし音を鋭くしようとすると音が痛くなってしまい汚くなってしまいま
す。
原因は力が入っているのかもしれませんが実感はありません。
タイミングもすこしズレているような気がします。(これは練習するのみで
すが。)

自分の音を聞くことが大事なことはわかっているのですが
自分の音を聞く方法がわかりません。
響くところで奏法を変えて演奏してみたり
響かないところで奏法を変えて演奏してみても
結局は同じに聞こえてしまいます。
しかし遠くで聞いている人は違って聞こえるはずです。

連続打ちを20インチで演奏し(音色的に20インチの方がよいと講師の先生に
言われたので)
その後は壮大な音楽が繰り広げられる中で一発。
という場面があるのですが、
早いテンポで連続打ちをしたあとの一発がつかれきってしまい、
シンバルを離す力がなくなってしまいます。
腹筋、背筋が大事と書いてあるのは知っていて実践していますが、
なかなか効力を実感できません。

又、ほかのスレッドにのっていた
10円玉のはなしで、
「まわし打ち」とはなんですか?(すいません。)
よく概念がわかりません。

質問のまとめは、
一ホール全体に響かせる奏法
二シンバルだけが飛び出さず管楽器と音色をそろえる奏法
三スピード感があり痛くない音を出す奏法
四私の基本演奏の誤り。
五自分の音をうまく聞く方法
六長い小節打つ体力をつけるための方法
七まわし打ちの概念と意味。

質問が多くご迷惑をおかけしますが
回答の方をどうかよろしくお願いいたします。
又、いろいろな意見を集めています。
数多くの方の回答をお待ちしております。

To:ぽにょ。

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2009年7月26日(日) 23時2分 1件目のコメント
コメント 769 by ぷらむ
>>768
チャイコのシンバルはオイシイですね。頑張ってください。未聴であれば、
同作曲家の交響曲第4番4楽章、第6番「悲愴」3楽章をお聴きください。
参考になると思います。

 オケものをやる場合、私は様式を意識することが重要だと考えています。
曲を挙げていただけるとアドバイスしやすいです。1812序曲でしょう
か。ぜひチャイコの曲を沢山聴き、「チャイコらしさ」がどこにあるのかを
研究してください。

 チャイコフスキー(1840-1893)はロマン派ロシアの作曲家です。ロシア
はヨーロッパと隣接しているため、昔からクラシックが盛んでした。ドイツ
の古典派ベートーヴェンとロマン派到来を告げたフランスのベルリオーズに
より飛躍的に革新を遂げたクラシックは以降の作曲家によりさらに複雑化、
長大化し、また音楽に特定の情景や物語を取り込む「標題音楽」が生まれま
す。この中で異国への関心からチェコのドヴォルジャークやこのチャイコ、
フィンランドのシベリウスが人気を博すことになります。

 当時ロシアには「ロシア5人組」と呼ばれる国民楽派、つまり自国の伝統
を尊重した芸術を模索した作曲家(ボロディン、リムスキー・コルサコフな
ど)がいました。一方でチャイコはヨーロッパの伝統を重んじ、そこへロシ
ア的な土臭さを漂わせる作風をしており、国民楽派とは一線を画していま
す。

 長くなりましたが、チャイコが活躍した時代背景はこんなところでしょう
か。さて、芸術というものは感性ですから、人が生きていくという事は変わ
ること、すなわち作曲年代によって作風も変化すると言えます。演奏される
曲がチャイコの人生のどの位置にあるか、も重要なファクターと言えます。
チャイコも沢山の作曲家に影響を受けているでしょうし、反対に与えてもい
ます。多額の寄付を個人から受け取っていたにも関わらず、最後までその相
手と会うことはなく文通のみの付き合いだった、というエピソードも有名で
す。

 シンバルについて簡単にアドバイスするとすれば、まずはチャイコのシン
バルの用法、音色を研究することです。ヒントを言えば、チャイコは特にシ
ンバルを単体で用います。そしてブレンド感よりソロ的な要求が多い傾向が
あります。勿論、その中でも演奏者の嗜好はありますが。
 そして音楽の流れを意識します。力強い旋律が頂点でピッと襟を正すよう
な構成はチャイコらしさと言えるでしょう。チャイコのシンバルはこうした
音楽のメリハリ部分を担当することが多いと思います。そうした音を意識し
てみてください。
 最後に、共に演奏している仲間とたくさん議論してください。

 あ、すごく長いですね。とりあえずこのくらいにしておきますか。お、ぽ
にょ。さんの知りたいことに答えてないですね。すみません。でも頑張って
書いたので怒らないでください(汗
 正直に申しますと、ぽにょ。さんの知りたいことというものは文字で伝え
られるものではないのです。みながそれぞれに工夫して、経験を積んで手に
入れてきたのです。たくさん悩んでください。たとえ遠回りでも、ほんの些
細なキッカケで全てが解決してしまったりします。そして悩んだ分はすべて
ぽにょ。さんの力になるはずです。
この投稿に返信
2009年7月27日(月) 23時57分違反通報親記事 2件目
コメント 770 by ぽにょ。
>>769
回答ありがとうございます。
音楽の背景を知ることの重大さに気づきました。
自分だけで音楽をしても意味がなく、
周囲の協力と知識などが重なって初めて音楽になるのですね。
又、チャイコフスキーについて色々教えていただいて本当にありがとうござ
いました。
本当は私自身が調べなければならないのですが・・・。
申し訳ございません。

私が演奏する曲の挿入曲は
よくわからないのですが・・・
序曲1812年
交響曲第4番4楽章 ?
第6番「悲愴」3楽章 ?
のほかにも
ロミオとジュリエット(幻想曲)
アンダンテ・カンタービレ
ストラヴィンスキー「春の祭典」
まだほかにもあると思いますが・・・。
スコアが英語(ドイツ語も?)で表記されているため
よく理解できていません・・・。

曲名をいってしまえば、
「エクストリーム メイクオーバー」 ヨハン・デ・メイ編曲
です。
確かにこの曲でのシンバルはソロに近い気がします。
確認不足でした。
今後もスコアをよく読みいろいろな発見をしていきたいとおもいます。
 ぷらむさん ありがとうございました。

より多くの回答をお待ちしております・・・。
お話が発展できたら光栄です・・・。

この投稿に返信
2009年7月29日(水) 8時31分違反通報親記事 3件目
コメント 772 by ぷらむ
>>768
もしかするとロシアメドレーかもしれませんね。うわあ面白そう

「悲愴」のシンバルは完全ソロですね。遠慮なくブチかましてください。
4番は単発部分は全開でOKです。連発する部分は書かれている音量ですと大
きすぎると思うので少し抜くと良いでしょうね。ちなみにこれらの曲、プロ
オケの方々は22インチなんかを使います。

1812序曲は誰が何と言おうと打楽器が主役です。練習中は棒の支持を聞
くべきですが、本番はどうぞブチかましてください。「すいません、ついハ
ッスルしちゃって」とか言っておけば大丈夫です。こういうのも打楽器の醍
醐味ですね←悪いこと教えるな
ぜひスネア・大砲係とコッソリ口裏を合わせて、本番会場を盛り上げてくだ
さいませ。

ロミジュリはちゃんと聴いたことがないので控えさせていただきます。
作曲家によって打楽器のイメージは違うものですが、そういったものが表現
できると俄然面白くなりますね。

 余談ですが、先日地元プロオケの演奏を聴いてきました。ストラヴィンス
キー「ペトルーシュカ」です。
 心を与えられたわら人形ペトルーシュカが踊り子の人形に恋をし、恋敵の
人形に惨殺されるというお話なのですが。私はこの曲を初めて聴いたのです
が(ストーリーは知っていました)、今まで抱いたことのない気持ちが湧き
ました。

ペトルーシュカの死に向かって盛り上がっていく音楽に対し、それをただ聴
くだけしか出来ない、ただ傍観しているだけしか出来ない。このままでは哀
れなペトルーシュカは殺されてしまうというのに。
そう思うと、自らに罪深さを感じてしまったのです。そして、この曲を演奏
するということは、即ち死刑執行人になることのように感じてしまったので
す。
素晴らしい曲なだけに、はじめから決められた結末、五線譜に縛られた音符
という、音楽の負の部分を垣間見た気分でした。
この投稿に返信
2009年8月3日(月) 22時52分違反通報親記事 4件目
コメント 786 by ぽにょ。
>>772
ああああぁぁぁぁ
すみません合宿でした。(汗
返信がおくれて申し訳ありません・・・。

悲愴はあまりないんです・・・。
シンバルがたたく場面はないですね。
バスドラはたたきますが。
ロミオとジュリエットで細かい音符があるのですが(四分音符=156で八分音
符)
そこは少し小さめにかつ響きをすぐにとめない程度に演奏しています。
多少のズレが生じる可能性があって少し不安です。
又、バスドラが表拍、シンバルが裏拍でストリンジェンドの場面があります

そこは大勢でやっているなかで土台となるリズムが二人しかいないのでしっ
かり出しています。

ですが1812年は結構あります。
1812年は編曲されたところしか聞いたことがなかったので、
CDはあったので全部聞いてみました。
いやぁ。すごいですね>。
そこら中大砲によって穴だらけって感じですね。
更に、教会の鐘が・・・。
シンバルの壮大な音や、スネアの細かく繊細な刻み。
感動しました。
ほかの曲は。なかなか探す、聞く、買う時間がないので・・・。
言い訳ですが。

作曲者の方はトロンボーン奏者で(そういえば中低音の作曲者は多いです
ね。やはりハーモニーと共にあるからでしょうか。)
かなりトロンボーンやホルンに力をいれているようです。(ハイFやハイE♭
など)
しかしおよそ2分ほどにわたるマリンバソロ(途中からシロフォンも参加)や
3箇所にわたるティンパニのソロの多用。
更にチャイム、ビブラフォン、シンバル、の多用。
などから打楽器もかなり目立っています。
作曲者のこともちゃんと調べます・・・。
すいません・・・。

こんなことをいうのも何なのですが。
ぜひ聞いてみてください。 (爆
外人の金管バンド聞いたらもう惚れ惚れします。

チャイコフスキーのみならずいろいろな曲を聞いていきたいと思いました。
まずは、チャイコフスキーの曲を聴いてからですが・・・。
ストラヴィンスキーのペトリューシカの他にも何かお勧めの曲ありますか?

この投稿に返信
2009年8月8日(土) 23時56分違反通報親記事 5件目