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324多くの合唱・独唱曲に言えることですが、
基本的に男声の場合は、裏声というよりは地声に近い胸声で発声する事が多
いです。といっても完全な地声ではなくて、しっかりと支えられ鼻の奥がし
っかりと開けられている状態の声ですね。
高音域になると声の転換点を上手に処理して頭声と混ぜるような感じで声を
出す事もありますが、恐らくクラス等の合唱曲にはそう言った高音域はほと
んどないと思います。
出ない音程は、無理をせずに決して汚くならない様に整える感じで良いと思
います。
頭声(質問者さんの言う裏声)は、
まずハミングから少しづつ口を開けて練習していく方法がお薦めです。
ハミングのやり方は口を少し開けて、唇だけを閉じ声を出します。
鼻にムズムズする感覚を意識出来るかと思いますが、
この感覚も発声練習に於いてとても大事です。
合唱祭の本番までにどのくらいの期間があるかわかりませんが、
あまり時間がないのなら、指揮者とパートリーダーと伴奏者と話し合って、
具体的にどこをどういう感じで歌っていこうか?
よく話し合いましょう。
ブレスの位置と、出だしの開始音は絶対に統一させなくてはなりませんし。
基本的に今ある音量を10とすれば、PやPPの表現は半分〜さらに弱くして
発音を重視して行こうなど、色々考え方があるものです。
基本的に出ない音程を一気に出せる様にするという特攻薬は、
直接習わない限り難しいものなんです。
息漏れは、声を前に出しすぎてブレスを多くはいてしまうことも原因です
し、ただ支えが不足しているということも原因かもしれません。
普段からおへその少し下にある部分を軸と考えて、そこに圧をかけるような
感じで声を出されると良いと思います。