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221中音域の「ファ〜シ」が鳴っているように感じていて、
高音域になると喉で歌ってしまうのは、恐らくきちんとチェンジ出来ていな
いからでしょうね。
高い音になればなるほど、
より強い支えと細い所から声を通過させていく感覚が必要になってきます。
そうすることで、「低音〜中音〜高音」と滑らかに声を出せるようにするチ
ェンジ(パッサージョ)が必要になってきます。
みんなそうなんですが、
高ければ高い音程ほど、
声が地声に近くなってしまいそうになるんですよ。
それを喉でなんとかしようと思わず、
下腹部や足腰でグッと支えて、声に少し無声音(裏声のような声)を入れて発
声して行きます。喉や上半身に力は使いませんが、それ以外はずっと筋肉を
使っているので汗が出るほどしんどいです。
大体チェンジする音も決まっています。
ちーずさんの声を聴かなければ解りませんけど、
たぶん「ファ〜ラ」の間がチェンジする位置です。
そこを上手に声を通していかないと、これからも高い音は伸びません。
最後に・・・
今お話していることは、とっても専門的なお話です。
音楽大学とか、そういう所で勉強することを話してるんですが、
ちーずさんの悩みに素直にお答えしました。
中学生は変声期もありますから
なかなか出来なくて当たり前だと思ってください。
それからムリに練習しないで、よく人に声を聴いて貰ってください。
上達する為には、自分だけの力では難しいことなんですよ。
ちーずさんが良い歌い手になれるよう、
心から祈ってます。