ちゃこさんへ
アドバイスにもならないけれど、こういう人もいるんだなぐらいな感じで読んでください。
僕は今までやりたい事は漠然とは見つかっていたけれども、その夢に向かってこれと言って何も努力してきませんでした。
世界の文化や歴史、思想や哲学、神話や宗教、生物や宇宙の神秘そういった(非現実的な)ものへの憧れがあって、それを研究していくことのできる環境(職場)を求めていました。
でも現実はそれらとは全くかけ離れた、(おもいっきり現実的な)接客業の仕事についています。
はじめから興味もなかった仕事のうえ、お客さんの非常識な態度や、時として残酷なまでの仕打ちで、仕事を辞めてしまいたくてしょうがない状態です。
そんなこんなでもう30歳、夢を取り戻すにはもう遅いかも知れないけれど、語学研修する為に会社を辞めて、海外へいくつもりでいます。
だから僕の例から考えて、ちゃこさんは今は焦って就職しないほうがいいと思います。先行きが分からなくても、自分のやりたい事(研究)を続けるべきだと思います。
やりたくもない仕事のせいで、人生で最も大事な時期を無駄に浪費しないでほしい。後でも研究はできると思っていたら、もう取り戻せない状態になるかもしれません。
僕自身が研究員になりたくてもなれなかったから、余計にそう思えるのかもしれませんが、せっかくそこまで好きで続けてきた研究を断念するような事はしないでください。就職すればきっと後悔することになると思います。
確かに研究だけでは食っていくのは大変だとおもうけど、やりたくもない仕事を何年も続けていると、生きていくのも辛くなります。
もしこれからも研究を続けていくのなら、親との喧嘩も続いて悲しい思いもするかもしれないけど、じっくり話し合いをして、研究している事こそが自分にとっての幸せだと理解したもらえれば、いつの日か親も協力してくれるのではないでしょうか。
負けないで、がんばってください。