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51 一概にはなんともいえないのですが、
WindowsVistaをターゲットにするのはちょっと勇み足かと。
ベータ版もでてますが、Vistaの後に、XPのSP3の話もありますし。
CPUは、Intel系を選ぶ場合、現状だと、Core2Duoのバスクロック1033MHzに
対応したLGA775マザーを選ぶのがとりあえず寿命が長いとおもいます。
ですが、Windwosのみの動作を考えた場合、Intel系を使用するのであれば、
Vistaがでたとしても、フル64bitに対応するのか微妙なところといわせていただ
きたいので、(仮に対応しても、アプリが追従するか?という問題もありますし)
安く入手できるのでしたら、478でも十分なんですが、今のCPUはすでに、775
のタイプのほうが、「安く」購入できてしまいます。(ちなみに、775系のCPU
はすべてが、EM64Tという64bit機能を搭載していることはしています。)
現状のWindowsは、どのバージョンを購入してもフル64bitで動作しているものは
ないはずです。それ故、Intel EM64T対応のCPUを購入しても実質、32bit版の物と
速度的には大差のないOSになってしまっています。
もしも、お金に余裕があるのでしたら、Core2Duoの、MeromやConroeを搭載して
みてください。従来の32bitモードでも、プライマリキャッシュの構成が違うため、
クロックはおそくとも、PentiumD以上のパフォーマンスをたたきだすはずです。
(また消費電力が大幅に低下しているのも魅力です。それだけ涼しいと。)
もちろん、EM64Tの機能も搭載してるので将来OSがフル64bit化したときにうけ
る恩恵は絶大なものがあります。
1年前でしたら、わたしも、「478のNorthwoodでいいんじゃない?」という
意見でしたが、現在では、余裕があるのでしたら、Core2Duoをすすめています。
(AMD系でもパフォーマンスはすばらしいのですけどね。ただ、熱が。(^_^;))
なお、Prescotto以降のPentium4、PentiumDは、そのリーク電流が膨大なため、
クロック、動作速度にたいする発熱比がお話にならないくらいでかいです。
478なら、是非Northwoodチップをさがしてみましょう。
ついでですが、メモリのCLですけれども、たしかに、現状のDDR2のCLの値は
大きいので、むしろPC3200のほうが早い場合がありあます。
ただ、CPUのキャッシュ制御によっては、RAWアドレスを確定してから、
バーストでメモリアクセスを行う場合もあります。この場合は、CLの値より、
純粋にバス転送速度のほうが優先されますので、今後、Intel系のマザーの場合
チップセットの向上、最適化によって、DDR2や、DDR3等のほうが有利になって
いくでしょう。
現状では、AMDのPC3200に対するアクセスが秀でていますが、AMDもAM2ソケット
になるにあたり、DDR2の使用へときりかわったようです。
私個人的にはいまのところ、Intelのチップセットのメモリコントローラの性能の向上
と、Core2Duoの価格がこなれてくることをまっているような状態です。
やっぱり、1年くらい必要かなぁ。