>>
273 人と同じ経験をしなければ、人の気持ちなんて理解できないというようなことは一言も書いていなかったのですが、伝えたかった意図と違って伝わってしまったようです。言葉足らずで誤解釈させてしまってごめんなさい。
私は、「楽しいことばかりじゃなく、楽しかったこと同じぐらい苦しいことも経験したあとじゃないと、それが本当に幸せなことなのかどうか分からない」ということを書いていたのです。
自分が今幸せだと思っていても、他人が今幸せそうに見えていても、その幸せは一時の快楽であって本当は不幸の始まりなのかもしれない。本当にそれが幸せなのかどうかは、人生経験を重ねたあとでないと(極端に言えば自分が(他人が)死ぬ間際まで)分からないですよということなんです。
苦労を避けて楽しいことばかり追いかけ満足するのではなく、苦しいことも楽しいことと同じぐらい経験した方が良いということが言いたいのです。
苦労を知ることで今感じている幸せが本当に幸せだと実感できると思っています。
何も苦労を知らずに生きていたら、他人にも共感することができない、または他人を理解しようとすらしないようになるかもしれません。
他人と全く同じ気持ちになんかなれるはずがありません。共感というのは全く同じ経験をして全く同じ気持ちになるということではありません、少しでも他人の気持ちを理解しようと寄り添える、上辺ではなく他人の言うことに本心から聴く耳を持てるようになるということなんです。