身体の病気なら「治したい」と普通思うものです。
でも精神科系の病気は、精神科とはいいますが、脳の病気なんですよ。
例えば誰でも身体が弱ることありますよね。
心（脳）だって同じく弱ることがあるんです。
自分で心（脳）の管理ができなくなるのが精神科系の病気です。
ただ、未だ偏見は強いので、看板に精神科、と書かず
「メンタルクリニック」と書いている所が多いです。
たとえばうつ病は心の風邪というより心の癌に近いと思っています。
・誰でもかかる可能性がある（ガンは2人に1人と言われていますよね）
・再発することが多い
・全ての癌ではありませんが、完治というより「寛解」という言葉を使う。
・時として死に至ることもある。
などなど。

癌は自分1人で治しますか？
痛みがある時など1人で耐えますか？
それと同じです。
精神科系の病気が自分だけで治せるのなら、精神科は要りません。
案外、うつ病やパニック障害等で苦しんでる人多いですよ。
統合失調症は国などに偏らず、100人に1人が罹患すると言われています。
先進国でも、途上国でも。

1人で「治さなきゃ、もっと強くならなきゃ」と自分を追い詰めて自死に至った友がいます（通院はしていました）
無理はしないほうがいいと思いますがいかがでしょう。

私は【うつ病】と診断され、精神科や精神訪問看護を頼っています、
症状は波のような感じで【良い日】もあれば【悪い日】もあります、
その悪い日とは【生きる意味】とか【迫りくる借金】等いろいろと
ありますが、アルコールに逃げ、ほんの僅かな解放感を得ています。

飲んでしまうのは仕方がありません、脳が命令しているのだからね、
でも失敗する余裕が無いと人生はつまらない、そう考える事も大事。

人に助けられながら自分が生きています、自分が失敗する事で人に
心配や迷惑も掛けます、その事を【良い日】にメモして、悪い日に
読み返すのです・・・ああ、自分が自分に教えているよってね。