るんたさんへ
私には5歳と3歳の娘がいます。
2人とも2年以上保育所へ通っていて、本人にもいろいろありますがお友達にもいろんなタイプの子供さんがいます。
まずお友達に「ダメ」とか言われて泣いてしまうのは
自分でどう答えたらいいかわからない時が多いです。
まだ言葉が上手く話せない状態の小さい子供さんならよくある光景です。
言われたお友達に手をあげないで、お母さんに対して叩いてしまうのは・・・多分お友達に言われた事が悲しくて、お母さんに何とかしてもらいたいと思うからではないでしょうか。
自分ではどうしていいかわからないから、「どうしたらいいの? お母さん」って叩く事で表現しているのかもしれません。
きっとお子さんはそういう場面でどうしたらいいのか、お母さんに一緒にしてもらって教えてもらいたいのでは?
「なぜお母さんを叩くの?」と訊く前に、お友達に言われた言葉で傷ついている事を悟ってあげてください。
「ダメって言われて悲しかったね」って。
「じゃあお母さんと一緒にもう一度頼んでみよう」と、一緒にそのお友達の所へ行っておもちゃを貸してくれるように頼んでみてはいかがでしょうか。
お友達が貸してくれないとしても、お母さんが一緒にお願いしてくれる事は子供さんにとって嬉しい事だと思いますよ。
それに「こういう時は、こう言ってごらん?」と教えてあげる事も必要だと思います。
小さい内は、子供だけで子供同士コミュニケーションを図るのは無理が大きいので、親が一緒になってしてあげるのが一番です。
特に2歳くらいの年齢は、言葉が達者な子とそうでない子の差が結構ありますよね。
言葉が多く話せる子は言い返す事だってできますよね。
でも、うちの娘がそうだったのですが・・・言葉が少し遅いと言い返す術を知らないどころか言葉も出てこない。
そうなると黙り込んで部屋の隅に座り込んだり、泣いてしまったり、お友達を叩いてしまったりする事がよくありました。
言葉がたくさん話せるようになると、自然とそういう事も少なくなりましたよ。
上の娘は5歳なので、かなり言葉を知っていますが・・・それでもお友達に「やめて」って言っても聞いてもらえなかったと、この前泣いていました。
「やめて」って言って聞いてもらえなかった時の対処の仕方が判らなくて泣いていたようです。
だから泣く事は大きくなってもある事だと思うし、そういう時はただ甘えて泣いているのか、自分がどうすればいいのかわからないから泣いているのかで大きく違うかもしれませんが・・・どうすればいいのかわからないで泣いているのなら、ちゃんと方法を教えてあげるというのはこれから先ずっと必要なのではないでしょうか。
甘えて泣く子は「弱い」というよりは「感受性が強い」んだと思います。
でも、まだ2歳なら強い・弱いは関係なくて
多分どうしていいかわからないから泣くんだと思いますよ。
子供の目線に立って子供と一緒に、お願いしたり「どうぞ」って言ったり「ごめんね」って言ったりしてみてください。
どうすればいいのかわかるようになったら、お母さんに泣きついてくる事は減ると思います。
・・・でも大きくなったら大きくなったで泣きつく理由が複雑になってきて、いろいろ考えさせられる事が多くなります( ̄∇ ̄;)