僕が大学生だったころ,サークルの部室で漫画を読んでいて,夜中の2時ごろに自転車で自宅に帰る途中.
女性のハイヒールのような靴音がした.
小雨が降っている,しかもこんな夜中に….
いくら大学のそばとはいえ,無用心だなぁ….
と思った僕の目に,その無用心な女性は見えなかった.
足音だけ…,聞こえた.
なんか気味が悪いなぁ….
そうは思いながらも,まさかそれが霊を信じるきっかけになるとは思っていなかった.
翌日,「霊感が強い」といわれている先輩に何気なく,
「大学の敷地内で,霊のいる場所ってあります?」
と聞いたのが運のつき.
「あぁ,○○(←僕)でも感じるんやったら東門のところやろ?」
…はい,そうでした…
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