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725 はじめまして、アッパーさん
私も声楽を良く聴きます。
最前の方も書かれてましたが、シューベルトの「水車小屋の娘」や「冬の
旅」は本当に良いですよ。
私はフィッシャー・ディスカウとヘルマン・プライのアルバムを持っていま
す。
自分の気にいた曲が見つかったら、別のアーチストによる聴き比べも楽しい
物です。試してみてくださいね。
以下は私がオススメしたいものです。
モンテベルディの「聖母マリアのための夕べの祈り」
ペルコレージの「スターバト・マーテル」
J.S.バッハの「ヨハネ受難曲」・「マタイ受難曲」・「楽しき狩こそ我
が悦び≪狩のカンタータ≫」・「クリスマスオラトリオ」
いずれも声楽曲です。狩のカンタータ以外はすべて宗教音楽です。
しかし、キリスト教の教えに、なじみが薄い私たち日本人でも、その荘厳さ
に最後まで聴きいることでしょう。バッハの曲の中には自作のパロディーが
出てきます。面白いですよ。
他にもダウランドのリュート歌曲集から「流れよ 我が涙」は、ファン・エ
イクの「涙のパバーヌ」になるなど、よく知られています。本当に聴かせて
くれる一曲です。
クラシック音楽の世界は、しばしば大海原や密林にたとえられることがあり
ます。幅広く、奥が深いからでしょう。確かに古楽から現代音楽まで、その
量は膨大な物です。その中で自分のお気に入りが見つけられたら、本当に幸
せなことだと思います。
素敵な曲を見つけてくださいね。