>>76
専門的な知識がある訳ではありませんが、車の事故は過去に何度も経験して
いますので、私の経験を元にコメントさせて頂きます。

道路交通法24条は、「車両等の運転手は、危険を防止するためやむを得ない
場合を除き、その車両を急に停止させ、又はその速度を急激に減ずる事とな
るような急ブレーキをかけてはならない」と規定しており、理由のない、あ
るいは、不必要な急ブレーキを禁止しています。

前の車が、不必要な急ブレーキをかけた場合は、前の車に30％、追突した車
に70％の過失割合となるようです。

車間距離とは、前の車に何かが起こり、急に停車したとしても、安全に停止
出来る距離を保たねばならないと規定しています。

前置きが長くなりましたが、基本的には、追突した方が100％の過失となり
ます。

所が、今回のケースは、対向車が中央線をはみ出してきて、前の車がそれを
避ける為に急ブレーキをかけて追突事故となった。

中央線をはみ出した車が100％の過失となっていますので、あなたも被害者
であることには間違いありません。
本来でしたら、対向車があなたと前の車の分まで１００％補償すべきです。

所が事故の原因を作った張本人がいない訳ですから、前の車との解決となる
と思います。

とすれば、あなたが車間距離を取ってれば起こらなかったかもわからない事
故ですから、あなたが１００％過失と言う事になるのではないかと思いま
す。

今後の教訓として、事故に関係あると思われる車のナンバーを控え、出来れ
ば免許証を見せてもらって、名前、住所、連絡先を聞いておくのが大事で
す。

又、人身事故に限らずに対物事故でも、後々もめない為に警察に連絡する事
が大事です。

ついでにもう一つアドバイスしておきます。
事故でもめるのは、過失割合についてです。
特に車両保険に入っていない方の場合は、いつまでも自分の正当性を主張し
て譲りません。

仮に100％自分が悪いと思っても、相手が停止してる場合を除き、双方の車
が動いていれば、相手にも過失割合は多少出てきますので、「私が100％悪
かった。貴方の損害は全て私がみます」などと、その場で絶対に示談しない
事です。

勿論、「すみません」とか、「お怪我はありませんか？」とかの言葉は必要
です。
「私も初めての事故で、どう対処したらよいかわかりませんので、後で保険
屋さんに相談して、保険屋さんから連絡させます。」
という具合に、保険屋さんに一任したがベターだと思います。