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つまみ読み
記事 18 by ミト

(長文です)私の専門分野ではないので、誤った情報もあるかも知れません。もし間違っている箇所があ... ( 続きを読む )

1.
勉強しました nagira
2.
是非聞きたい まーく
3.
根性出して読むと、おもしろいぞ。 七宝
4.
私も聞きたいです Machine_Ito
5.
少しでも分かっていただければ ミト
6.
リクエストありがとうございます ミト
7.
実は自分でも... ミト
8.
ではご期待にお応えして ミト

9.日本は自国のウランだけで原発をうごかしてません

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コメント 31 by くーろん
ミトさんへ

インターネット上の情報ではなく、2001年11月発行の書籍の情報に
たよれば
日本の電力会社は、カナダ・イギリス・南アフリカ・オーストラリア
ニジェール・フランスそしてアメリカからウラン鉱石を輸入しています。
(たしかに、人形峠でウランは採掘されるけどね)
くわえて、ウラン鉱石から精錬・ガス化までの転換は、英・仏・米の三国で
濃縮は仏・米、再処理は英・仏にたよっているのが現状です。

日本では原子炉で使用される、「濃縮ウラン」の数分の一だけを国内で
つくっているという状況であることが示されています

原子力は石油同様、海外依存度が高い技術で
決して、小資源国である日本にとっては朗報とはいいにくいものがあります
ただし、備蓄にかんすれば、石油にもまさるというのは
<ミト>さんのおっしやるとおりです

To:くーろん

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主題: 原子力(核分裂)

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2002年4月25日(木) 9時37分 親記事 10件目のコメント
コメント 37 by しゅう
ミトさんへ

いろいろと調べられていらっしゃるようで好奇心に感服いたします。
ミトさんご本人もすでに気づいてらっしゃる通りいくらか(科学的)事実誤認があるようですが、大筋でおっしゃりたいことには影響の無い範囲と思います。例えば核分裂を起こす核種と放射性核種を混同されていたり、リチウムより大きな元素の主な供給源は星による核融合であることをお忘れであったり、など本筋とは関係ないところとお見受けしました。ただ、私、一生物学者の立場から放射線の生物(人体)に与える影響、という観点からいくつかご指摘させていただきたいことがあります。これは基本的に放射線、放射能のどこが怖いのかを理解する一助となるかとも思います。

まず、放射線が生体物質と行う相互作用は何も原子核反応ばかりではなく、むしろ通常の化学結合を切ったり作ったりするケースが圧倒的に多いと思われます。ですから放射線を浴びると体の元素組成が変わってしまったり、自分が放射化してしまうわけではありません(少しくらいするかもしれませんがそれが問題になることはまずありません)。むしろ化学反応の結果、妙な化合物が出来てしまうことが問題になります。典型的な例が放射線火傷、これはタンパク質などが変性してまるで火であぶったようになることです。

DNAは遺伝情報を担う大事な分子ですからこれはそう簡単なことでは変異が入らないように2重3重の防護策がしかれています。言うなればDNAがやられる前にその入れ物である体のほうがだめになるように出来ています。放射線によってDNAに引き起こされる化学反応は決まったパターンがあるので、よっぽどひどいことになってない限りきちんと修復できるのです。(ちなみに放射線による発ガンリスクには閾値がありませんので「一定量を超えると一気に危険性が高まる」わけではありません。)じゃあどうして放射能=ガン、白血病というイメージがあるのでしょうか?

それは放射性物質を体に取り込んでしまって体内から放射線を浴びてしまうというかたちの被ばく(内部被ばくといいます)があるからです。とくに通常の代謝活動で体外に排出されにくく、しかも特定の器官に蓄積しがちな元素の放射性同位体が危ないのです。これの代表例が放射性ストロンチウムです。周期表を見ていただくとお分かりのようにストロンチウムの化学的性質はカルシウムとよく似ています。カルシウムがどこにたまるかといえば、そう、骨です。これが骨髄の造血細胞を長い間かけてガンへと導き白血病になるというシナリオが考えられます。このようにガン、白血病と放射性物質との関係は「通常の」発ガン物質とほとんど同じと考えて差し支えないと思います。

長くなりましたのでこの辺で。
ご意見ご質問ご訂正ございましたらよろしくお願いします。
この投稿に返信
2002年5月1日(水) 12時11分違反通報親記事 11件目
コメント 38 by ミト
>>37 しゅうさん

ご意見ありがとうございます<(_ _)>

貴殿のような「専門家」からご意見をいただき幸いです。

ご指摘の通り、私は「一般の人よりは、ちょいと詳しいですよ」と言うレベルの知識ですので、誤解している部分も多々あります。
遠慮なく指摘して下さい。

ただ一つだけ「核融合」についてですが。
まず、現在地球上で実験されている「高温プラズマ核融合」と恒星内部で起こっている「核融合」が別の反応であることは理解しております。それを踏まえた上で Li〜Feまでの元素が恒星内部の核融合の生成物であることも理解しております。
しかし“理論上は”可能でしょう?
Li以上の重い元素を生成する「高温プラズマ核融合」は...
もちろん、得られるエネルギーが水素同士の核融合より少ないので、実際にこの反応を行わせるメリットは全くないのも理解しています。

生物と放射能については、大変勉強になりました。
いままで、何となくボヤ〜としか分からなかったけど、ハッキリと理解できました。
この投稿に返信
2002年5月14日(火) 17時15分違反通報親記事 12件目

12.Big Bang

メール転送可
コメント 39 by しゅう
>>38 ミトさん

誤解があるようですので…
私の、「リチウムより大きな元素の主な供給源は星による核融合であることをお忘れであったり、」
というくだりは、ミトさんの
>元素表の「鉄」までの元素は、宇宙創造初期の「核融合」によって生成されました。

ここを受けて、Big Bang の直後に出来たのはリチウムまでの軽い元素だけだと考えられている、ということを指摘させていただきたかっただけです。

人為的に起こそうとしている核融合のテクニカルなことについては、私は全く門外漢なのでむしろ勉強になってます。感謝してます。
この投稿に返信
2002年5月15日(水) 3時50分違反通報親記事 13件目