四葉さん
ファンタジーというジャンルに入りにくい本ではありますが、お薦
めするのは「夏への扉」という本です。
「ぼくらは、1970年12月、コネチカット州に住んでいた。猫のピー
トは、いつも冬になると、夏への扉を探す。たくさんあるドアのど
れかが夏に通じていると信じ込んでいるのだ」で始まるロバートA
ハインラインの代表傑作です。
作品の中で主人公は全自動お掃除ロボットを発明してるんですが、
全自動お掃除ロボットって今はあったりして、技術がどんどん想像
の世界を追い抜いていったりもしていますが、そんな中で「読み物
として楽しめる」ＳＦだと言えるでしょう。

この他には絵本ですがアーシュラＫル・グウィン著の「空飛び猫」
がお薦め。彼女は私の中では「ハードＳＦの旗手」なんですが、
この本を読んで改めて彼女の才能の深さと広さを知ったというか。
出来れば「ゲド戦記」シリーズとか読んで欲しいんですが、兎に角
量が多いし

ファンタジー系で忘れちゃいけないのが早川ファンタジー文庫の
「伝説は永遠に―ファンタジイの殿堂（１）−（３）」です。
「あの」スティーブンキング渾身のファンタジーをはじめとした
読みごたえのあるファンタジーが満載です。

取り敢えずこれだけあれば夏一杯くらいは持つのでは？
ゲド戦記全巻まで手を出すともうちょっとかかるかも

>>144　アメリカンさん

いきなりですけど、私は今高３です。
ですから教養も自慢できるほど持っていないので、
このような本を教えていただいてありがとうございます。

カエサルは一応知っているつもりです。
確かクレオパトラが絨毯にくるまり、カエサルにあったんですよね？
それでカエサルがほれてしまったんですよね。だからというのでしょうか、
『クレオパトラの鼻があと１�p低かったら、歴史は変わっていた』と
世界史の先生はいっていました(^_^)

教養をつけるためと言うもの以前に、
私の知りたいと思う好奇心が動いているので、読んでみます。
ちょうど先日カエサルやクレオパトラなどの人達を習いましたし(^_^)

読んで楽しんでみます。ありがとうございました

>>145　うるるんさん

詳しくどうもありがとうございます。
『ゲド戦記』シリーズはいったいどれくらいあるんですか？
そんなにも多い量なのでしょうか・・・
それはそれで私の挑戦として頑張ってみたい気もするのです。
いったい何日かかるのでしょう？

早く皆さんに教えていただいた本を読みたいです。
今週でテストも終わるので(^o^)丿
早く本の世界に入り込んでしまいたいですね(>_<)
たくさんの本の情報ありがとうございます。

>>147　四葉さん
ゲド戦記は全部で５巻です。
ただ「彼女のＳＦ作家時代の作品はすべてゲド戦記シリーズから
派生したものだ」という人も多いので、そうなりますと可成り膨
大な数になってしまいます（日本語未邦訳の作品もあるようです
し・・・）
何日かかるかは四葉さんがどのくらいのペースで本を読むのかで
も変わりますので、お答えしにくいのですが、ゲド戦記自身がＳ
Ｆ作品の中でもちょっと堅め（ハードＳＦと呼ばれる時代設定や
状況設定を細かく描いた作品）ですので若干とっつきにくいとい
う側面を持っています。

書いていて思い出したのですがミヒャエルエンデの「モモ」や
「果てしない物語」もお読みになられていなかったらお薦めです。

>>148　うるるんさん

ミヒャエルエンデの『モモ』、『果てしない物語』は読みましたよ。
『モモ』は時間泥棒が心に強く残ってます。この二つの作品を読むの
にかかった時間は、だいたい１日〜２日くらいです。

時代や状況設定を細かく書いてあるんですか、それは少し読みにくい
と感じてしまうかもしれません。だけれど、私は時間が何時間過ぎよう
が最後まで読むまで時間を忘れて徹夜して読んでしまうので、その覚悟
は一応しておきます。

それから今思い出したんですが、私が本をよく読むようになったのは
『鏡の国のアリス』を読んだのがきっかけなんだと思っています。

>>149　四葉さん
結構良い速度でお読みになられますね。
「最後まで読むまで時間を忘れて徹夜して読んでしまう」文章に
本の虫と思わずにっこり。

四葉さんでしたらゲド戦記もお読みになれますよ。
ちょっとした図書館になら何冊か置いてある事もありますし。
（全巻となると閉架式図書館でないと蔵書されてないとは思いま
すが・・・）

アリスは「不思議の国」も「鏡の国」どちらも素敵なお話ですね。

おや、パソコンモニタに、にやにや笑いの猫が・・・

>>146　四葉さん　
　「クレオパトラの鼻が　〜　歴史は変わっていた」は殆どカエサルとは無関係です。
　それは例の本を読めば分かると思います。
　けれど、なぜ歴史が変わっていたのか、は本にはありません。
　
　自分の発言の説明をパスカルはしていないし、誰もしていません。
　先生もわからないので質問されたら、答えられなくて困るでしょう。
　
　私はその解釈を何年か前、エッセイに書いたことがあります。
　でも、それだって私の考えですから断言はできません。

　読んでから、四葉さんなりの推量をしてみてくださいね。
　あの本はそのための資料にはなります。
　
　このコーナー、色々な人が自分が感じた良い本を勧めてくれて、あなたも読むのに忙しくなりますね。
　
　３年生で勉強も忙あるだろうから、暇をみてのんびりと読んでください。
　いちいち返事も疲れるだろうから、なにか特に質問がない限りレスは必要ありません。

　では、勉強も読書も「ガンバッテチョウダイ」