アルさん 初めまして、りょくと言います。
ご質問の内容は「見上げた様に見える描き方」ですね?
立体的に描く技法に「 遠近法 」と言うものがあります。
同じ大きさのモノでも近くにある場合は大きく見え、遠くにあれば小さく
見えます。
「遠近法」には何種類かあります。
一点透視法、二点透視法、三点透視法…その他にもありますがこれを
習得すれば殆どの視点を描く事が出来るでしょう。
一点透視法、一つの点に線が集中する様に描く方法
・←奥行き方向の線が全て一点に集中する様に描く
二点透視法、任意の平線上に二点の消失点を設定して描く方法
<>←左右の2面が見える様に描く方法
三点透視法→任意の平線上に二点の消失点プラス上下のどちらかに
、Λ
< >←もう一ヶ所の消失点を設定して描く方法(見上)
< >←もう一ヶ所の消失点を設定して描く方法(見下)
、V
消失点が増える程、視覚的に現実的な絵を描く事が出来ます。
上下方向どちらを見ているのか?を表現する方法に光は上から下へ
向かって照射されていると人は「思い込んでいる事」を利用します。
見上げている時、影はモノの手前=下側にあり、見下げている時はモノの
裏側=下側に影が出来ます。
他にも「思い込んでいる物事」を利用して表現する事が出来ます。
○樹木、建物、など地面から上に伸びている(建てられている)。
○天井には照明器具などが付いている。
○テーブルや家具などは床に置かれている。他まだまだ沢山あります。
遠近法を勉強する場合、言葉で伝えるには字数の関係で伝えきれないと
思われますのでデッサン関連の書籍を実際に見て学ばれた方が
理解したり習得しやすいのではないかと思います。
判りにくい説明になってしまったかもしれません、ごめんなさい。