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152 プロの世界では、どんなスポーツでも弱肉強食ですよね。
日本のプロ野球界の中でも、強い所へあこがれ、より良い環境で
プレーをしたいという選手がたくさんいますよね。
今はどうだかわかりませんが、昔は、巨人軍、巨人に入りたいという選手が
たくさんいましたよね。今はそれがメジャー球界へと変わったという事
なんでしょう。
巨人にいきたたいという理由でも、年俸が良くなるということや、
引退した後のしかれたレールに差が出ることやら、そういう事を考えて
いる選手さえいますよね。
そういった球団による差を少しでもなくせるような制度作りも必要なの
かもしれません。
口では、日本のプロ野球の為にとか、ファンの為とか、チームが勝つ事とか
言っている選手はたくさんいますが、本心からそういう事を考えて
プレーしている、道を選んでいるという選手がどれだけいるか、疑問です。
結局は、ほとんどの人が自分の為なんですよ。
自分の為に努力したことが、結局チーム全体の為になり、ファンの為になり
日本球界の為になっているんだと思います。
特に若い選手の場合は、まだまだ先の未来があります、自分の行動や
能力次第で選択肢がさまざまあります。
どうしても欲もでてくるでしょうし、夢もでてきます。
本当に日本球界の為にという事を思っている・思うようになってくるのは
ある程度、長い経験を重ね、ファンの大切さを知り、もう夢を追うような
年齢じゃなくなってしまっている選手の中にいるのかもしれません。
若いとどうしても夢をもってしまいます。
それが人間であり、それでしかたがないんじゃないかな?なんて思います。
昔の巨人へのあこがれの一部の理由よりは、年俸が下がってでも、
よりレベルの高い場所でプレーしたいというのは、自分への挑戦であり、
夢であり、その夢を追いかけるというのは、本当に夢に向かっている
部分では、健全なことなのかもしれません。
ただ、夢を追う為、自分の為にお世話になった所を捨て、迷惑をかけて
飛び出したのであれば、旅人さんがいうように、自分が選手としてやって
いける最後まで夢を追い続け自分に挑戦し続けるぐらいの事をするのが
けじめだとは思いますが(^^ゞ
そういった意味でも、野茂投手は尊敬に値すると思います。
ただ、いくらメジャーへの夢をもつ人がふえても、まだまだ日本プロ野球に
夢を抱いている人はたくさんいます。
日本野球界の裾野をひろげ、プロ野球への架け橋を増やす為に努力して
らっしゃる方もまたいます。
元西部の石毛さんですね。四国アイランドリーグという独立リーグを
つくり、いずれはプロの選手へと夢を持つ若者が、普通のサラリーマンより
も安い給料で夢を追いかけて頑張っています。
他の地域でも、そういった事をやって、裾野を広げていけば良いと
思います。
裾野がどんどん広がれば、本当なら何かしらの都合で、埋もれていた
大選手がそういった場所から開花し、表にでてくるようになるかも
しれません。
結局は、どんなプロスポーツでも、子供の頃からでもなんでも若いうちから
プレーし、その中から、凄い選手がプロとして活躍できているという状況
です。もしかしたら、まったく興味がなく、別の世界で活躍している人や
普通にサラリーマンになっている人の中に、子供の頃から野球をやって
いれば、イチロー選手や松井選手以上の選手になっていたような人は
他にもいるはずですよね。当たり前ですけどね(^^ゞ
だからこそ、いかに子供の頃にやりたい事をみつけ、やり始めるか
ということが大切なんだと思います。そういった意味でも、四国アイランド
リーグのようなものが、プロ野球チームの無い地域で活動するということは
子供の夢になり、将来的に裾野が広がり、より凄い選手がでてくる可能性を
高めることになるんだと思います。
裾野をひろげれば、当然ですが、日本のプロ野球は強くなります。
今回、幸いにも日本はWBC優勝しました。
次も世界一になれば、いいんです。
そうすれば、世界の目も、日本人の目も、あれはフロックではなかった
という風に思い、日本プロ野球を見る目が本当に変わってくるかも
しれません。
日本のレベルの高さを本当に証明することができれば、どの世界の選手も
人間です。夢をもっています。よりレベルの高い所でプレーしたいという
人はたくさんでてくると思います。
メジャーリーグは、現在の世界の野球選手のあこがれであり、世界中の
名プレイヤーが集まっています。レベルが高いのは当然ですしね。
メジャーリーグと日本の公式交流戦なんかももっとたくさんすれば
良いと思います。
勝って、他の国の選手が日本のリーグにあこがれるような場所に
していけばいいんだと思います。
アメリカは、歴史も長いですし、裾野が広いです。地盤も固いです。
より強い選手が集まるような制度もあります。
その違いなんでしょう。
審判のレベルについては、なんともいえませんが(^^ゞ
日本も、まずは地盤を固め、裾野を広げていくことで、もっともっと
レベルを高くしていけばいいんだと思います。
その中で、夢をもった若者がメジャーリーグへ流れていっても
かまわないと思います。
ちゃんと世界最高峰だといわれる場所で、活躍をしてくれれば、
日本人は野球が強いというイメージを世界の人が持ってくれます。
そうなれば、こんな凄い選手が育つ日本でプレーしてみたいと思う外国人も
でてくるでしょう。
イチロー選手が歴史的な記録を残してくれました。
これは本当に日本にとって良いアピールになったと思います。
また、日本の子供にもイチロー選手へのあこがれから野球へのあこがれ
へとつながり、野球界の裾野を広げる事になっているかもしれません。
そういった、目先ではなく、もっともっと先の日本のプロ野球界のことを
考えれば、少し寂しい気もしますが、日本人選手が、メジャーリーグへ
行ってしまうのも、悪くないかもしれません。
夢をもてば、人間、その夢に向かって努力します、壁が高ければ高いほど
もっと努力します。昔の夢よりももっと高いメジャーでの活躍となれば、
とてつもない努力が必要ですからね?
日本のプロ野球がメジャーへのステップの1つであるなら、その間に
活躍して野球界を活性化してくれれば、それでもかまわないと思いますし、
メジャーへいって、活躍してくれれば、いいんだと思います。
夢を大きくもった事で、より強い選手が生まれ、その選手が、たとえ
メジャーにいったとしても、今はWBCというものがあります。
その選手は、WBCに出場します。結局は、日本の強さを世界にアピール
してくれることになるのですから、日本プロ野球界の為になるんだと
思います。
次のWBCの頃には、どんな結果を残してくれるのか、楽しみですね(*^_^*)