牛乳について、ですが、栄養学について専門的な知識を持っているわけではないので、はっきりとは言えませんが、少し栄養に興味があって、以前、牛乳について詳しく調べたことがあるのでここで軽くお話させてください。
牛乳を飲んで下痢をおこす人はたくさんいます。
としさんのおっしゃるとおり、体が欲していないものを出す働きによるものです。体が牛乳を“不純物”として認識しているからです。
しかし、認識してしまっているだけで、体へ悪影響を及ぼすものではありません。
大人になると、小さい頃に比べて、体の中で牛乳の成分を分解する酵素が極端に減ってしまうそうです。
なので、腸への負担が大きくなり、結果として下痢を起こしてしまいます。しかし、下痢を起こすのは成分が上手く分解されなかっただけなので、牛乳の栄養はしっかり体に吸収されています。
牛乳は栄養が豊富にあるものですから、体に悪いということはないと思います。
けれど、いくら栄養がたくさん含まれているからといって、下痢をしてまで飲みたくはないですよね

下痢をあまり起こさないようにするには、牛乳をゆっくり飲むことです。腸への負担を少しずつにすることで、下痢は少なくなります。
冷えた牛乳を一気飲み、は禁物です。
よく「牛乳を噛んで飲むといい」というのは、この“ゆっくり飲むこと”を意味しているといいます。
余談かもしれませんが、ヨーグルトは牛乳の成分をすでに分解した状態のものなので、下痢などを起こすことはあまりないそうです。
栄養は牛乳とほとんど変わらないまま豊富に含まれているので、健康にもグッドです。