亮さんへ

「厳密な話」をすると、充電の途中で使用（放電）すると電池の寿命（容量）は少なくなります（劣化）。
でも、多少そういう使い方をしたからと言って、即座に劣化するわけではありません。特に最近の充電池は高性能ですから、意識して大事に使えば劣化は起こりにくいと思います、たぶん携帯本体の方の故障が先に起こると思います。

充電池は化学反応で電気を蓄えたり放出したりします。満充電と完全放電を繰り返しているときには電池の極板の劣化は起こりにくいですが、中途半端な充放電を繰り返していると、極板表面に“不活性物質”が生成されるのです。この“不活性物質”が、充電時には“抵抗体”となって充電電流を無駄に消費し、放電時には化学反応を阻害するため定格の放電電流が得られない原因となります。また、この不活性物質は電解質を構成する物質が極板材料と結合した生成物なので、結果、電解質が“薄く”なります。