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456 マチカさん
私は相当な猫好きだと思っていたのだけど、母が飼っている2匹は、貰われてきた子猫の頃はよく遊んであげて楽しく、可愛くもあったのだけど、あれから2年、大人になったのでしょう、どうも母にしかなつかずつまらないです。
週1度くらい訪問するので忘れているわけではないようで、見知らぬ人のときのように押入れに逃げ込んだりという事はないけれど「自分達はこの家の住人で、オマエは身内であるとは認めるけど弟分である」といった見下した態度で、一匹は触られると迷惑そうにからだをひねって避けるし、もう一匹など触ると本気で噛みます。
母には決してそのような事はせず、からだを摺り寄せてあまえます。犬は序列を意識する動物であるとよく言われているけれど、猫にもそれはあるようです。
猫は犬のように散歩に連れて行ったり、常に構ってあげなければならないというのではなく、普段は相互不干渉で、気が向いた時に擦り寄ってきたり、こちらも毛並みの手触りに安堵感を覚えたりする、お互いマイペースな付き合いができるところが私には向いているのだけど、彼女達とはそのような関係になれず今では可愛いさを感じなくなりました。
子供の頃から長年何匹も飼ったけれどこのような猫は初めてです。
街なかで知らなくても声をかけると寄ってきて甘えてくる愛想の良い猫がいるけど、そちらのほうが可愛いと思うくらいです。
私は真の猫好きではないのでしょう。
私の場合は近づかなければよいけれど、犬はやっかいですね。
こちらが上位であると叩いて教えるべき、と聞いたことがあるけれど、そうしなくても押さえつける、散歩中に勝手な行動をとろうとしたらリードを強く引くなどすると分かる、とテレビで観たことがあります。
お母さんのペットへの溺愛ぶりは度が過ぎているようですね。
飼いかたを間違えています。
犬はきちんと躾けなければならないのです。
余談ですが、私は人間、特に女性に対して、こちらが好意を抱いても相手にその気がないと分かると即その人に興味を失って全く無関心になってしまいます。
相当親密な関係の女性で数年交際していて、別離を申し出られた時、その瞬間は非常な寂しさと悲しみを感じたけれど急速に愛がさめたことがあります。
褒める意味ではなかったのだろうけれど“うしろを振り向かない人”と言われたことがあります。
これといって自慢のできるところのない性格の中で未練がましくない、というこれだけは取り柄だと自分では思っています。