アイリーンさんへ
最近公務員の嘱託募集が多いですが、不況対策ですからキャリアには結びつかないと思いますよ。それよりは一般企業で簿記や技術の経験を積まれた方が、人生長い目で見てプラスになると思います。正社員募集が無ければ最初は紹介派遣でもいいじゃないですか。民間なら本人のやる気さえあれば、必ず誰かが評価してくれるものです。公務員の世界ではこの当たり前な道理が通りません。
私は日本経済の改革は、現在の公務員を半分ぐらい削減して歳出をおさえ、民間の税負担を軽減する事から始めるべきだと思っています。行政なんか結局親方日の丸のサービス代理店です。税金を右から左に流すだけで余りにも無能な公務員が多すぎるから、日本はこうなったのです。
とはいえデフレスパイラルのごとく、不況になるほど皆公務員になりたがるものです。公立学校の教師でさえ、教職免許があるのに正職員になれない講師がたくさんいる時代です。そういう弱みを抱えた者に高額な公務員試験教材を売って儲けてる会社があり、天下りが顧問に治まったりしてます。公務員試験が受からないと皆ボヤきますが、当たり前です!正当な試験が実際には行われず、政治家の口利きや現職員の縁故が幅を利かせているのですから。そういう無為な輩に、21世紀を担うあなたはなりたいのですか??
民間会社が優秀な人材を採るのはそうしないと競争に負けて会社が潰れるからであり、公務員より道理にかなっています。とはいえ民間ですら終身雇用制度を引きずったままだと、専門性ある有能な人材が社会に流動せず、日本全体としての産業効率を発揮できません。ですから私はいっそ正社員なるものもどんどん解体して全て個人ベースの契約労働社会にし、社会保険制度もそれに向けて根本的にカスタマイズしてしまえばいいと思うのです。労働組合なんかも無用の長物です。そのためには各人の職能の明確な規格化が重要であり、同じ職能ならどの職場に移動しても即戦力として働ける、社会の意識改革こそ必要なのです。
若いあなただからこそ、日本の未来を託して告げるのです。あなたのやりたい職能の規格化に繋がるキャリアを積みなさい。★「職能の規格化」です。(資格化じゃありません)自分の良識に照らしてやりたい事を選ぶ。そのために派遣でも契約でもどんどん転職し、実績を積み仲間を作る。不況で目先の利益に囚われず、21世紀の日本にどういう夢地図を描きたいのかを意識し、それに向けて現状社会を自分なりに改造して、道程を皆で歩んでいく事しか、このアジアの小国の未来を救う道はないと信じます。
自ら輝いて思い描く夢を追い続け、それを実現する民族に世界は拍手を送るのですから。
To:けんさん
返信を書き込む
主題:
市の嘱託職員の働き口について