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5 私の祖母(92)も認知症で、私が一人で介護しています。
アドバイス等できることがなかったのでコメントはしておりませんでした
が、ひとりむすめさんの記事を自分のことのように拝見させていただいてお
りました。
私の祖母は、昔から家の中の行ったり来たり徘徊する人なので、認知症に
よる徘徊かどうかわかりませんが、いつもの行動なので私の警戒心が緩んで
いたのを後悔しています。心臓が悪く貧血気味なのでベッドから立ち部屋か
ら出て直ぐにクラッとなって転んで大腿骨頸部(だいたいこつけいぶ)とい
う足の付け根の関節を骨折してしまいました。92歳という高齢と心臓病とい
うリスクを背負いながらも、命をかけて手術をしました。
手術をしないと寝たきりが確定してしまいます。また手術をしないと痛み
が取れるまで長引き、半年ぐらいかかると言われました。そうすると長く寝
たままになります。そうなると患部に血栓ができることがあり、それが運悪
く血流に乗って肺に到達してしまうと命を落とす危険があると脅されたんで
す。だから早く痛みをとってやってリハビリに望むためには手術しかなかっ
たのです。
祖母はそのまま今も入院中ですが、もう直ぐ退院です。結局まだ一人で歩
けるようにはなっていません。歩くには介助か手すりに捕まってでないと歩
けません。といってもフラフラして危なっかしいので一人で自由に歩かせる
ことはできません。これ以上入院させても回復の見込みがないと判断された
のかもしれませんが、まだ一人で歩けないのに追い出されるように退院日が
決まりました。
先ほども書きましたが、家の中を行ったり来たりする性質のある人なの
で、病院でも歩けないのにベッドから立ち、転んだりしたそうです。だから
柵付きのベッドに閉じ込められています。ときどき、昼夜関係なくいない私
の名前を連呼するので他の患者に迷惑ということで別の部屋へ隔離されてい
ます。そのため、あまりリハビリもしてくれていないような気がします。
私の祖母も大分認知症が進んできています。というか病院でベッドに閉じ
込められてからより症状が悪化してきているような気もします。
退院後は、徘徊癖のある祖母をどうやって介護しようか今は悩みの種で
す。今度転んでしまってまた同じところを骨折したら、もう手術はできませ
ん。寝たきりか車椅子生活になるでしょう。車椅子生活といっても自分で判
断できないので、全ての移動は私がやることになります。
手術した整形外科医が言うには高齢者が転倒すると、大腿骨頸部(足の付け
根の関節)を骨折してしまうことが非常に多いそうです。ここを骨折してしま
うと自然の固定では治らず、手術をしなければいけません。高齢者なので手
術ができなければ寝たきりになります。高齢者はこのパターンで寝たきりに
なる人が多いそうです。
高齢者は一度の転倒が命取り(歩けなくなる)になりますので、家の中で将
来の転倒に配慮した対策をするなど、くれぐれも転倒にだけは気をつけてあ
げてくださいね。
私も祖母が退院するまでに、手すりを増やすなりいろいろと転倒対策を講
じたいと思います。