研究開発費回収のためか、3D機器を無理やり普及させようとする大人
の力を感じます。本当に普及させてよいのでしょうか?
3D技術は、両眼視差により強制的に錯覚を起こし、立体映像を知覚させ
る技術です。いわば、空間に存在しないものが見える幻覚症状を擬似的に
演出しているともいえます。この技術を使えば精神病や薬物中毒で見る幻
覚を疑似体験できるそうです。
慣れない3D映像が、だんだん見易くなるように、人間の脳には高度な環
境適応能力が備わっています。その能力が仇となって、長時間3Dの擬似
幻覚を体験し続けることで、擬似幻覚を見易くする脳神経回路が形成され
ます。このような回路が形成されると、平常時に知覚異常が起こり易くな
り、精神病症状が誘起されることが危惧されます。つまり3D映像を見るこ
とは、精神病になり易くなる脳を育てている可能性があるのです。
薬物犯罪の再犯率が高いのは、幻覚妄想反応を起こし易くなった回路が
恒久的に保たれているためであり、このような、人類に異質な脳神経回路
の形成にはリスクが伴います。
研究成果が少ない今、せめて成長途上の子どもたちに3D機器を与える
のは控えておいたほうがよさそうです。
※過去メルマガに掲載した私のコラムの転載です。
これは私の単なる仮説です。3D技術や3Dを普及させようする世の中の
流れについて、あなたの考えはいかがですか?
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