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2549 こんばんは、まず、
質問の1 合奏の時に音は当然ですがずれます。なぜか、ピアノのように押
せばそのピッチが必ず合うように吹奏楽器はできていないからです。その人
の体(唇の形状等)によっても変わってきてしまいますし、また、FLの場
合楽器の特性上、2オクターブめのド♯や3オクターブめのミ♭は他の音に
比べてピッチが高くなります。他の楽器もすべからく同じようなことがある
と思います。
質問の2 ですから、せめて曲を始める前に一度基本的な音で音合わせをす
るのです。始めから音がばらばらではどうしようもないですからね。オケの
場合はチューニングの難しい楽器であるオーボエが基準の音を出しますよ
ね。吹奏楽の場合はクラリネットがしますけど・・・
気温の変化によって、寒くて楽器のピッチが上がらないときなどは440
にしたり、逆に暑いときには443等にしたり、また、古典楽曲の場合には
あえて全体のピッチを下げて演奏したりする場合もあるみたいです。
質問3 よく中学生などはチューナーなどを使ってピッチの合わせをやって
います。それが決して悪いこととは思いません。しかし、貴方が言われるよ
うにいつもチューナーとにらめっこしている訳には行かないし・・・
すなわち自分の耳です。自分の耳で音合わせをするのです。基本となる自分
のきれいな音を中心としてスケールをやりましょう。その際、音の粒がそろ
うようによく聞くことです。音の粒というのはピッチだけでなく、音の広が
り、響きも含みます。
とても上手な人がスケールをやっただけでとてもきれいに聞こえるのは音
の粒がそろっているからです。
また、楽器を十分鳴らしましょう、自分の体全体を使ってその楽器を鳴ら
せるならば多少のピッチのずれは気にならないです。
そして、最後に合奏中のときに音があっているのかわからないというのは
自分の音、また、他人の音を聞いていないことを示しています。先ほどもい
いましたが、まず自分の音をよく聞く、そして他の人の音も聞くように皆が
なれれば全体の音がまとまってくると思います。また、ソロの人のバックの
演奏などはソロの人にピッチを合わせるようにするといいと思います。ま
っ、その点ふるーとは歌口への当て方次第で若干のピッチは変更できますか
ら。頑張ってくださいませ