こんにちわ。あるちゃです。

・音ののびについて
私が高校の部活でフルートを吹いていた時、一年生で同じ悩みの
後輩がいました。
その後輩を見て、息が続かないのは
１アンブッシュアの完成度が低い。
２ブレスが浅い。息をはく時、下半身の支えがない。
３（吹いてるフルートの楽器（メーカー）が自分に合っていない。）
この２＋(１)が主な原因です。

１アンブッシュアの完成度が低い。
「アップの終わりはいつ？」の「音のかすれ、息の漏れについて 」
に書いています。息の漏れについててですが、アンブッシュアを作る
時にも有効な方法です。他のスレッドにも参考になることが沢山ある
ので見ることをオススメします。
これかな？というアンブッシュアが見つかれば、毎日ロングトーンを
して、自分に定着させてください。毎日続けると口のまわりの筋肉が
ついてくるのでより完成度も高くなってきます。

２ブレスが浅い。息をはく時、下半身の支えがない。
息の吸い方について私がイメージしていることは、
手を胸とおなかにあててください。ゆっくり風船を膨らんでいくように
息を吸ってください。吸う時に横隔膜を下げて・・・など難しいことは
考えずにおなかに当てている手を意識してください。
前よりたくさん吸えました？そのおなかの感じを意識してロングトーン
をしましょう。
息をはく時について、
まっすぐ立ち、少し後ろに背中をそらしてください。その時おなかを
触ってみてください。少し緊張していますよね。そのおなかの緊張の
感じをロングトーンで使うのです。（音域によって、程度は変わります）

３多少は関係しますが、楽器に頼るより自分の技術を高めるのが大事
ですね。それと、楽器の調整はしていますか？タンポがやぶれていたり、
ズレていたら楽器屋に持って行きましょう。

・音の大きさ（響き）について
まずは長く伸せるようになりましょう。大きくするのはその次です。
のどを大きく開けて、楽譜のフォルテシッシモぐらい楽器を響かそう
と思って自分が出せる最大限の音量（響き）を出してください。
できたらビブラート付きで。楽器が響かないと、いくらフルートに
吹き込んでも息の音が大きくなるだけです。
何日も続ける事によって、楽器も変化してきますし、自分の体も大きい
音の出し方を覚えてきます。

頭を使って、あせらずに、マイペースで、練習を続けましょう。
それでは。