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243 ペダルはどんな奏法で踏んでいますか?吹奏楽ではマイクを使わないナマ音
勝負が多いものです。音量が稼げるカカトを上げて踏む「アップヒール
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速く踏みたいときは、遅くしっかり踏む練習をメトロノームできっちり
やると効果が上がります。
基礎練習でも、いきなり2つ打ち(ダブルストローク)を練習しません
よね。まず1つ打ち(シングルストローク)から始めると思います。
ドラムセットのバスドラも、まず1つ打ちにあたる奏法をしっかりやる
ことをお勧めします。テンポを上げていけば、足の方から自然にダブル
アクションを要求してきます。バスドラの1つ打ちが安定していないのに、
ダブルアクションをいくら練習しても身に付きません。
さて練習方法ですがテンポ80ぐらいの8分音符をやります。ABがバス
ドラでCDは8分休符です。メトロノームは8分音符で鳴らしてください。
(1) ABCD ABCD ABCD ABCD 〜
カカトを上げて足全体でしっかり踏みます。足を上げるタイミングはDの
あとです。あまり早く上げると良くありません。実際にペダルを踏むのは
親指と小指の付け根です。また、足の指を曲げるとチカラが入ってしまい
ます。伸ばしてください。
同じ練習を
(2) BCで踏む
(3) CDで踏む
(4) ADで踏む
のタイミングでも練習します。
さらに
(5) ABDで踏む
(6) ABCで踏む
(7) ACDで踏む
(8) BCDで踏む
と音数を多くします。ここで3つの音の音量が均等でなくなったらテンポが
速すぎる証拠ですので60、または40など思いっきり落として練習
します。
基礎練習でもドラムセットのバスドラムでも、思ったポイントで音を
出すなら、いいタイミングでスティックや足を上げなくてはいけません。
どのタイミングで足を上げたらいいか、一つ一つの練習でよく考えながら
踏むようにしてください。
バスドラのリズムパターンを書いていただければ、また一緒に考える事が
できると思います。16分音符でも
○XX○ ○X○X XX○X X○XX
などと書けば伝わります。