ずいぶん前ですが、自分もこの曲をやりました。その時はスネアドラムを
担当した覚えがあります。当時はもう一人のスネア奏者と、なぜ作曲者は
2台のスネアを重ねたのか、を考えました。そしてチューニングをやや
低めにした、個性の違う2台のスネアを準備しました。
音に幅をつけるためと、曲中にチラホラ出てくる、分かれた時のカラーの
違いを出すためです。
そうですね、指揮者が言う「脅迫」する感じは、とても曲想にあって
いると思います。しかしこの曲はもっともっと恐ろしい「虐殺」を
描写した音楽です。
一度「ピータールー」でネット検索すると、この曲の背景になっている
情報が手に入るでしょう。それを知っているのといないのでは、だいぶ
曲の解釈が変わってくると思います。
曲の冒頭は静かで柔らかな旋律が続きますが、そんな中でSDが遠くから
「ザンザカ・ザッザッ・ザー」と聞こえてきます。もうすでに2人して
怖い顔してイってましたねー

。音は小さいんですが、ここは決然
として始めた方が良いと思います。俺たちはもうバンドとは別モノなんだ、
みたいな。
やがてリズムが「ザンザカ・ザッザッ・ザン」と変わりますが、次の
フレーズの入りがズレやすくなるので、最後の音「ザン」を叩いた後も
「ツツツ」と8分音符を歌い続け、ズレないように気をつけました。
「ザンザカ・ザッザッ・ザツツツ」と言う感じです。
近くで聞いて合っているように聞こえても。離れて聞くと意外にしっくり
いってないものです。他の人に離れたところで聞いてもらい、音符の転がり
具合などチェックすると良いでしょう。
スネアの事ばかり書いてしまいましたね。申し訳ない。手元にスコアが
あれば、いろいろ思い出せるんですが。