先生や皆さんの前で歌おうとすると、
どうしても「大きな声で歌おう」とか「良い声で歌おう」
そんな思いが沸いてきて、自分で声色をつくってしまったり、ブレスをどん
どん強くしてしまった結果、声帯を痛めてしまうことは良くあることです。
ギターさんの声を聴いたことがないので、詳細なことはなかなかコメントし
づらいですが、きっと「歌おう」としているから声帯を締め付けたり身体の
余分な所に力が入ってしまったりしているんでしょうね。
普段ギターさんが友達と話している時、大声を出したり何時間も喋り続けな
い限り、喉は痛くならないでしょう?それと同じで、歌う時も変に「頑張っ
て歌おう」とは考えず、普段話している時と同じように、歌詞を読み、更に
音程を付ける所から始めてみてはいかがでしょうか?
「歌は歌詞があるから歌なんです。」
独唱は歌を聴かせるというより、歌詞を聴かせる事を考えながら練習しては
どうでしょう?
声帯を鳴らすコツ・・・というよりも、「良い声」と言うのは、ア〜オの母
音が綺麗に響く統一された声を意識することが一番必要なんですね
言葉で書くのは難しい事ですし、簡単に出来ることではないのですが、最後
に行き着くのはソコだと思って、練習してみて下さい。
くれぐれも歌い過ぎないように・・・ちょっとでも違和感があったり声の調
子が悪くなったら無理をしないようにして下さい。
一日1時間も練習すれば十分です。