歌を歌うのが苦痛でした。
小学生や中学生時代(いまは30代)合唱するととなりの子にあなたは音痴だから一緒に歌っているのを聞くと私に音痴がうつるといわれました。
自分では一生懸命歌っているのに、棒読みのように聞こえるといわれ、自信をなくしてしまいました。
与えられた曲に感情もはいらず、(いくつかそうでないのもあった)
きっと誰かが作った偉大な歌詞や曲だから歌わなきゃならないんだろうな
という義務感におされて参加だけはしていたような気がします。
いつしかまわりに迷惑がかからないように口パクで通しました。
かならずといっていいほどソプラノはやらせてもらえなかったです。
ソプラノやりたくても、ええ〜あなたがソプラノやるの〜といわれ、
ひっこめてアルトにしていました。
当時はアルトのよさというのはソプラノにまぎれよくわかりませんでした。
先生はただ教えるのに目一杯でこちらをふりむいてもくれず、孤独感が増すばかり。
社会人になってから無理矢理カラオケを強要され、アルト系の歌手の歌を練習して歌いました。歌の性質がちがうのか、歌いやすく、うまいとほめたもらえたのがうれしかったです。
自分で好きな歌を選んで感情移入できるのでこういう方法もありなんだな
学校の歌があわなくても自分にはしかたないやと大人になってから吹っ切れました。