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278のびを出す・・・様は声が鳴ってないということでしょうか?
鳴りやすい声と鳴りにくい声は音程によっても違ってきますし、
母音の発音によっても難しさが違うかなと思います。
通る声を目指すためには、
マスケラといって顔面の共鳴と鼻の奥にある鼻空が感じられるかどうか。
難しかったら鼻をつまんで発声すると判りやすいかもしれません。
それから舌の位置、奥に行かないように。
あごを突き出さない。発声した声を飲み込まないように、出し切る感覚と練
習も必要です。遠くへ向かって声を出す意識が必要ですね。
それから練習方法として、ハミングから実声にもっていく方法も良いと思い
ます。女声の場合は特にハミングで出る音の高さまで、練習で高音が出るよ
うになります。
それから、鳴る声=大きな声では無いことも話しておきます。
決して大きな声で発声練習することはないんですよ?
喉声は決して聴こえないように、額に響きを集めて下半身で支えていきまし
ょう。
簡単に説明しましたが、ななやのさんにお話しておきたいのは
「毎日毎日の積み重ねだよ」って事ですね。
ア〜オの母音を、どの音程でもきちんと鳴らす事が出来るようになる為に
は、パッと教えてすぐ「出来た〜」とはならないんですよ。
どこに問題があるかは皆さん色々で、
一人一人オーダーメイドの様に声に作り上げていくんです。
それが教える側の役目なので、すぐ出来たって事は絶対にないですから、日
ごろの意識と色んな先生に声を聴いてもらうことが何よりの近道です。
まずは中音域から、
自分の声が一番出しやすいなと感じる所で鳴っていることを確認するのも
良いですよね。指導する時の目安にしてみてください。