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248これはあくまで助言ですので、
「こう教えたら絶対に良くなる」ということはありません。
指導する時に大事なことは、
「誰にでも効くお薬」と「その人にしか効かないお薬」があること。
文章で理解できたから、必ずしもみんなが上達するかどうかは約束できませ
んよ(直接声を聴いている訳ではないので)。
さて、声が落ちてしまうのも、ピッチが低いのも
高音が出ないのも共通して言える事は「下半身の支え」かな。
音楽室にグランドピアノがありそうなので、しっかり持ち上げてみて下さ
い。どこに力が入りますか?
おへその下くらいがググっと来ますよね。
歌はそこに全く力が入っていないと、高い声はまず喉声になります。
女子は特にそうですが、普段胸で息を浅く吸っている子も沢山入るので、普
段からそこに力を入れて歌う練習も必要です。
その練習を始めると、みんな今より音程が悪くなるでしょう。
でも、それで良いんです♪
その状態で練習して、音程が取れる様になると上達します。声量はUPして
身体は疲れるけど喉は疲れにくくなるんです。
声がこもっているのは色々原因がありますが、
額や鼻の辺りに当たっていないことも一つの原因でしょうね。
「地声で歌わない(裏声を少し混ぜて)」
「舌に力を入れない(発音しすぎるとなりやすい)」
「下あごに力を入れない(高い声になるとなりやすい)」
「声を飲み込まない(緊張するとなりやすい)」
弱い声で良いから、
大きい声を出そうと思わずに、通る声を出そうという感覚が一番必要です。
小さい声=声量がない、というのは間違ってますよ。
色々教えましたが、実際に教えるのはななやのさんです。
自分の言葉で、みんなに伝わると良いですね。