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166初めましてかのんさん。
身体全体を使って響かせること。
解ってくるまでがとても難しいですよね。
これは毎日の練習によって、
レッスンによって徐々に解ってくる事もあるかと思いますが、
身体の支えと鼻の上に声を通す感覚が一つ。
低音域〜中音域〜高音域まで、各々の発声のポジションが一つ。
それに発音的な問題。
a〜oの母音がきちんと鳴るか。
言葉がきちんと綺麗に喋れているか等が一つ。
そこをクリアできるようになったら、
ようやく本格的に一曲をどう解釈し、演奏していくか。
プロフェッショナルな部分に入っていきます。
音高や音楽系の学校に進学したいと考えているなら、
そうでなくても、オペラ歌手として本格的に声楽を学びたいなら、
まずは個人の先生を探すことが一番です。
ただ闇雲に歌が上手くなりたいからと言って、
自分でコツコツ練習しても、それが正しいどうか。
最初は全然わからないんです。自分もそうでした

。
まずは、一つ一つ声を響かせるための課題をクリアしていく。
その為には、まず先生探し。レッスンしていただく事で、
かのんさんの悩みは少しずつ解けていくと思います。
そして
声楽家というのは声が楽器なので、
練習も大切ですが、声の成熟も待たなければなりません。
かのんさんは中学2年生。
まだまだたくさんの可能性を秘めています。
時間がある限り、たくさんの音符やリズムに触れ、ピアノ以外に何か楽器を
やっておくと、それらは全て歌に生かされてくると思いますよ。
頑張って下さいね。