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944 私も長男を早くに生んでいるので、周りのお母さん達はみんな年上でした。
分かりますよ、その気持ち。
当時・・孤独でしたね、見下されているような感じで。今思うとちょっと被
害妄想だったのかな?って思う部分もあるんですけど。でもやっぱり対等に
渡り合える度胸も経験も少なかったですから、私も長男には随分可哀相な事
しちゃいました・・。
今いい年になって(その子も成人しました)、長男も含め、下の子たちが持
ち込んでくるさまざまなトラブルも経験した上でアドバイスするとしたら、
「誰も歳の事なんか気にしてないから大丈夫だって。言いたい事は言っちゃ
えー。もしも若いくせにみたいに思ったり、言ってくる人がいても、一部、
一部。大半のお母さん達は年齢に関わらず、常識的な対応してくれるっ
て。」
になるんですけど、正直、今当時に戻ったとしたら(経験値を現在に置いた
まま)、やっぱり・・できませんねぇ・・。
ほんとに、子供同士のトラブルに対して上手に対処するには、場数を踏む事
と、場数を思わせるような堂々とした余裕みたいな物がないと、自分もテン
パっちゃって上手く相手に伝えられないし、相手もやっぱり、舐めてかかっ
てきますからね・・。
う〜ん、何だか矛盾してきましたね・・ごめんなさい。
私が当時苦肉の策としてしていた事と言えば、ぽんさんのお話のようなトラ
ブルの場合、ひたすら そのお友達をけなし(-_-)、ちょこっと息子の不甲
斐なさをけなし、いい経験したな、的にもっていく事でした。
「最悪やなぁ、何やねん、その子。もう遊ばんとき。それにしても腹立つな
ぁ、腹立つわぁ。(←これが暫く続く)・・しかしアンタもアホやで。何で
「絶対です」て命令口調で言われてんねん。まあ、アホが見る豚のケツゆう
やつやな。怖いやろぉ〜、世の中はな、そんな事いっぱいやねん。いいか、
Yちゃんにはな、悪い事したなぁて思ってもらわないかんから、ちょっと腹
たっとるとこ見せとき。ほんでもな、心の中ではな、「こんな時相手がどな
いな気持ちになるか教えてくれてありがとう」って感謝しとくんや
で。・・・難しい?よう分からん?まあ、そういうこっちゃ」
多分こんな感じでお茶を濁したと思います。内心は、あのクソガキ今度見か
けたらと悶々とし、子供の喧嘩に割って入る勇気の無い自分に腹が立ってる
んですけどね。・・・一種の逃げです

。
しかし、お陰様でことあるごとにこういった話の展開を聞かされ続けた長男
は、人間観察の上手な、逆境に強い、心の優しい子に育ちましたよ。塞
翁が馬ってやつですね。
逆に、戦術を心得たおばさんパワー全開の今の私にに育てられている下の子
たちは、何かにつけ守ってもらっているので、長男に比べ、心許ないところ
があります。私は言いたい事(表に向かって)言ってすっきりするんです
が、どちらが良いのだろうかと最近悩むところです。
(そうは言ってもいったん全開したおばさんパワーは閉じそうにもありませ
んが)
共感・・それだけで充分な時もあります。表に向かっていくだけが手ではあ
りません。いたずらにご自分を責めず、共感さえ忘れなければ子供の気持ち
はほぐれ、親への信頼も揺るがないものです。
頑張って下さいね。