剛さん

わたしは結構有名な短大を出て３年間（２０歳から２３歳まで）、これまた結構有名な大企業に勤めていました。
それなのに「夢を探したい」という意味不明の理由で会社をやめ、「あこがれの」マスコミ関係に就職しました。
が現実は厳しかった。この業界、当時でも早い人は高校時代からマスコミを目指してアルバイトしたりしてる。２４歳で初体験のわたしとはすでに６年の差がついていたのです。
この６年の差を埋めるためにわたしは命がけで働きました。人の倍働いてもようやく横並び、３倍働いてちょっと頭出るぐらい。年下の先輩を抜かすのに１０年以上掛かりました。継続は力なり、とはホントによく言ったものです。
一生懸命勉強して大学に入り、やっと入った一流企業だったのに、それを辞めてしまった時点で、自分のこれまでの人生を否定し、ゼロから出直すハメになってしまったのだとそのときはまったく気づきませんでした。夢？はかなったのだろうけど給料は超安いです。前の会社の新入社員の初任給レベル悲しすぎ。
過去の仕事の経験をまったく生かせない＆やったこともない想像だけの仕事にはそうとうのリスクが伴います。覚悟か必要。覚悟があったとしても、わたしはコンビには勧めれない。求人雑誌に必ず載っているフランチャイズ店募集の条件に「夫婦ともに健康で円満で家族で助け合って経営していける方」というのを見ると、コンビニ業界ヤバイなあって気がします。