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530 ぷぅぷぅさんへ
正直、読んでいてきつくなりました。私はぷぅぷぅさんのお子さんのような
立場を経験したからです。
可哀相な母でした。父親が憎かった。殺してやりたいくらいに。
私もお子さんと同じように母を庇い投げ飛ばされ怪我をしたりしたましたが
辛かったですね。自分が怪我をした事ではなく母を守ってやれない自分の非
力さが。
お子さんも今、同じ心境におられると思うと胸が痛みます。こんな感情、子
供にあじあわせちゃいけないと思う。
「一緒に死のう」と包丁を向けられた事もありました。「死にたい」と母が
持った包丁を取り上げた事もありました。そんな時私は、変な話ですが全て
自分のせいだと感じていました。そんなものです、子供って。
幼い頃は、父を恨み、母を庇い、自分の非力さを呪い、、、
長じては、状況を変えようとしない母を軽蔑し、家庭に背を向け、、、
、、、そんな中、母は亡くなりました。私は17歳でした。
今、人の親になって分かります。私が育った家は異常だったんだと。悪いの
は私ではなく、彼らだったんだと。でも、もう一人の自分が言うんです。
「母はお前にまで見捨てられてどんなに悲しかったと思う?」
「お前に父の全てが分かるか?一人の人間を断罪する資格があるのか?」
「何でもっと二人の潤滑油になるよう上手く立ち回ってやらなかったんだ」
こういう思いは今でも私を苦しめます。40歳にして未だにです。
色々事情はあると思う。でも忘れないで下さい。
子供は親が思っている以上に家の中で起きている事に胸を痛めています。
いわんや、ぷぅぷぅさんにもしもの事があった場合、一生自分を許せずに苦
しみます。
自分が確立出来ていない中での親業は辛いものでが、その子の、またその子
の、そしてまたその子へと続く連鎖の鍵を自分が握っているのだと肝に銘じ
て、私も頑張りますからぷぅぷぅさんも負けないで下さい。