はじめまして。下記のような状況で悩んでいる夫です。ご意見、ご感想を頂
ければ幸いです。

１この問題の夫婦の経歴について
　男は田舎の出身。母1人を田舎に残し、都市部近郊に住んで働いていた。
　女は都市部の出身。最近父を亡くし、長男夫婦は遠くに住んでいるため、
母娘で暮らしていた。
　その男女が縁あって結婚し一女をもうけた。

２嫁に行く、嫁をもらうということの認識の違いについて
　夫は基本的にお嫁さんをもらったという認識。
　ただ、お嫁さんをもらったが、都市部近郊で一人暮らしをしていたため結
婚生活のあり方については随分気ままに考えていた。
　妻は両家の一員という認識（と推測する）。
　結婚はしたので夫の母の面倒も看るが、近くにいる妻の母の面倒も見てい
きたい（長男夫婦がいるけど長男夫婦はあまり頼れない（遠方に在住。離婚
しそう。さらに長男は重篤な病気の可能性）とのこと）。
　
３したがって妻の実家の近くに住みたいと申し出た。夫の住んでいた都市部
近郊は遠いと。
　夫は逆に田舎から離れてしまうので嫌だったが、義父が亡くなって間も無
くだったので気持ちを察し我慢した。

４我慢すると精神衛生上良くないので、夫は発想を転換し妻の実家の近くで
も田舎の母が理解してもらえれば良いと考えた。また、妻の気持ちが安定す
れば夫が田舎の母に係わっていくことについてもスムーズに行えると考え
た。

５しかし、田舎の夫の母は自分が婿にとられてしまったと思い、縁を切ると
まで思いつめた。自分は混乱した。

　逆に妻と妻の母は、その地の利から密に接し、夫の事情を案じながらも孫
との係わりについてなど夢を膨らませていった（と推測する）。自分の不安
はますます大きくなっていった。

６そのことで度々ケンカした。
夫の母が疎外感を感じて妻の母の楽しみが奪われるなら、夫の母が疎外感を
感じないよう2人で努力しようと妻は言ってくれた。妻の母もその点を配慮
してくれていたと思う。その点については十分感謝している。

７その結果、夫の母の気持ちは少しずつ和らいでいった（最近、妻の母につ
いて初めて口にした）。
しかし、遠く離れて暮らしている以上、月に１〜２回程度会える状態でそう
気持ちが簡単に変わるわけではない。
うさぎとかめに例えれば、妻と妻の母の関係はうさぎであり、夫と夫の母の
関係はかめ。妻と妻の母の関係が密でどんどん話が進んでいくけど、夫と夫
の母の関係はゆっくり。うさぎを中心に考えればかめに早く追いつけとせっ
つくことになる。かめを中心に考えればうさぎにもっとゆっくりいけとな
る。
お嫁に来たのだし、かめは足遅いんだからかめにあわせてほしい…と夫は思
っていた。

８したがって、夫はお宮参りということで初めて孫を連れて実家に帰ること
になったが、夫の母がまた誤解することを恐れて妻の母の同行はまだ考えて
いなかった。
　しかし、妻は妻の母も楽しみにしていたことであり、皆で写真も撮りたい
と思っていた。

９そのことを知った自分は妻の母の同行には反対。行くなら、まず3人で訪
れてから。また皆で写真を撮るのはいいが、N家としての写真も撮りたいと
申し出たら、そんなことをしたら妻の母が疎外感を感じるので反対。妻の母
の気持ちをどう考えているのだと述べた。

１０お宮参りの話は白紙状態。

１１嫁に行く、嫁をもらうということの認識が根本から違うため、この状態を
修正しようと努力してもまったく議論がかみ合わないことに最近気がつい
た。

１２今後も孫の世話等を通じて妻と妻の母の関わりが密になることはやむをえ
ないが、夫は常に夫の母が一人でがんばっている姿が思い浮かび、心中穏や
かではなく情緒不安定になる状況。逆に妻と妻の母の関わりに節度を求めた
としても、その妻がストレスを感じ家族関係はあまり穏やかではないものに
なると思っている。

１３結局、今の結婚状態はもっとも難しいとされる長男、長女どうしの結婚に
近い状態となっていると思う。当人どうしではよくても、双方とも同じよう
に家族を背負い、その話になると利害が対立することが多く衝突が起こりや
すい。

１４自分も長男でありながら安易に双方の親の面倒をみていけると考え、都市
部近郊から動いてしまったことを後悔している。あの時、都市部近郊から動
かなかったら妻は夫と結婚していただろうか？その答えが今後もうまくやっ
ていけるかどうかの一つのポイントになるのではないか？

１５妻が幸せになるためには、婿養子を迎えるか、家や親を背負っていない次
男等と結婚するのが一番良かったとさえ今は思う。妻は家事も不得意で夫が
かなり手を貸しています。夫は精神的にも肉体的にもしんどくてもう嫌にな
ってきました。皆さんどう思われますか？