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141 自分の好きな様に自己を表現するのが、ジャズの大きな魅力の一つです。
ただし多くはルールの範囲内でやるのが普通です。特にA列車の様な
スタンダードはその傾向があります。ルールをセンスと読み替えても
いいでしょう。これもジャズの一面です。
曲に合わなくてもフラッターをやりたいのであれば、やってみるのも
良いと思います。それで指揮者から注文がついたり、お客が「ダサ・・・」
と思うのもまたジャズです。
A列車もいろんなバージョンがあります。またテンポによってかなり表情が
変わります。曲想にあわせてアドリブを展開するのも、ジャズの面白い所で
す。
フラッターをやるのであれば、比較的長い音符でやる事になると思いますが
コードの根音や5音でやると当たり前すぎてカッコ悪いです。テンション
コードであればテンションノートで、和音進行がダイナミックに動くところ
など効果が上がる場面で、効果的な音でやるといいでしょう。ただし使い
すぎは効果半減です。