[講座]
皆さんの中の多くが、Microsoft製のOutlook Expressを利用されていると思います。今回は、このメールソフトを使いやすくする方法をご伝授いたします。
簡単にいえば、受信したメールリスト(メッセージ一覧)上のメールの文字に
クリック1つで色をつけて、見た目上の仕分けをする方法です。
●受信したメールにマークをつけて、重要なメールを探しやすくする。
1.Outlook Express を起動する。
2.「表示」−「表示項目の設定」を選択する。
※受信メールのリストの上にある、送信者・件名・宛先
などの項目の部分を右クリックして表示項目の設定を選んでも同じ動作
をします。
3.「表示項目の設定」という小さなウインドウが表示される。
4.各表示項目をチェックできる部分が表示されているリストをスクロール
して、「マーク/無視」という部分を探し選択して、チェックを入れる。
5.選択した状態で、「上へ」ボタンを押して出来るだけ上に移動させる。
※この部分での「上へ」と「下へ」のボタンは、メールリスト内の表示項目
の左右の位置を決定付けるものです。上に設定するほど、実際の表示
は、左側に来るようになります。自分で好きな項目を選んで、使いやすい
ようにレイアウトしましょう。とりあえず、「マーク/無視」については、
左側(上)にある方が使いやすいので、左に寄せる事をお薦めします。
5.OKボタンを押す。
6.メールリスト内の各項目に、メガネのマークが追加されます。
これで設定完了です。
ちなみに、添付ファイルの有無を確認する為の添付マークや重要度、
ファイルのサイズを知る為のサイズ等の項目を左端に入れると便利です。
と、ココまで書きましたが、簡単に設定する方法を発見しました。
なんでも良いので受信メールのリストにあるメールを選択した状態で、
「メッセージ」−「会話をマークする」を選ぶと、この設定がされてない場合は、
カラムを表示しますか?みたいなのがでてくるのでそれでOKを押せば一発
で設定できます。でも、いろんな設定方法を知っておくの大事なので・・・。
●「マーク/無視」の使い方
使い方は、皆さんそれぞれ、自由な発想でお使い頂ければよいのですが、
お薦めの使用例について書きます。
受信したメールを、後でもう一度読む必要があったり、重要だなと思った時に
受信メールリストの中の各メールのメガネのマークがついた項目の部分に
マウスを近づけて、何も書かれていない白くなってる部分をクリックします。
クリックする度に、メガネのマークがついたり、禁止マークのようなの
がつきます。
メガネのマークの時は、リスト内のメールの文字の色が赤等に変わります。
禁止マークの時は、リスト内のメールの文字が薄い灰色に変わります。
メールの相手や内容によって、自分でチェックをすれば、メールリストを見やすく
する事ができます。
※メガネマークした時の色の種類については、自分で設定する事ができます。
※禁止のマークについては、無視という意味だと思いますが、あまり使用頻度
はないとは思います。無視なら普通は、削除するので・・・。
●表示項目のレイアウト幅を見やすくする方法
1.受信メールのリストの各表示項目間に区切りの縦線があるので、そこに
マウスを近づけます。
2.マウスポインタの形が左右の矢印に変わるります。
3.その状態でマウスを左クリックしたまま、左右に動かします。
4.各項目を自分の好きな横サイズに設定できます。
※先ほどの表示項目の設定のウインドウの中で、項目を選択して、
選択した項目の横幅をピクセル値で数字で設定する事もできます。
●マークした時のメールリストの文字の色を好きな色に設定する方法
1.Outlook Express を起動する。
2.「ツール」−「オプション」−「読み取り」タブを選択する。
3.「メッセージの読み取り」グループを見る。
4.「マークされているメッセージを強調表示する(W)」と書いてある部分
の右側にあるリストをクリックして好きな色を選ぶ。
5.OKボタンを押す。
赤でも青でも緑でも好きな色に設定しましょう。
□注意事項□
この情報は、ぶんぶんが Outlook Expressを使用してみて、独自に調べた
設定方法を書いております。この情報を利用した事による直接的・間接的に
何かしら不具合が起りましても、一切、責任は取れませんので、ご自身の
責任において、自己責任でご活用下さいね。直接な質問はご遠慮下さいね。