[情報]
久方振りにレスポンスをする「おなん」です。早速、「ブラスター(ラブサン)・ワームウイルス」のお話に、移らせて頂きます。
W32.Blaster.Worm
(別名)W32/Lovsan.worm 、Win32.Poza 、Lovsan 、WORM_MSBLAST.A 、W32/Blaster-A 、W32/Blaster 、Worm.Win32.Lovesan 、W32/Lovsan.worm.a 、MS Blast 、Poza 、Blaster 、W32/Msblast 、Lovesun 、Worm/Lovsan.A 、Worm.Win32.Blaster.6176 、Win32/Poza.Worm 、Win32/Blaster.worm.6176 、Win32.HLLW.LoveSan.11296
などと呼ばれるウイルスが、被害を広げさせています。皆さんもお気をつけください。
このウイルスは、2003年8月11日に発見されました。現在、二種類の亜種が確認されています。
このウイルスは、今のところLinux、Macintosh、OS/2、UNIX、Windows 95、Windows 98、Windows 98SE、Windows Meには、影響を与えません。
(今後、新しい変種や亜種がでてきて、このウイルスに影響を与えられないはずの機種が被害を受けるようになる可能性がありますので、十分注意したほうがよろしいかと、私は思います。)
どのような悪質な動作をするかといいますと、まずはじめに、このウイルスは、感染したマシーン(Windows OSの一部)を異常動作や異常終了または、再起動やクラッシュをさせることがあります。
次に、感染したマシーンへの不正アクセスを試みます。
また、攻撃のためのデータによりネットワークの通信路の広範囲(帯域)を消費し、結果的にネットワーク全体の総合的な処理能力が低下する恐れがあります。
ウイルスの恐ろしい魔の手から、少しでも遠ざかるために、ウイルス対策プログラムを入れているならば、一番新しい定義ファイル、パターンファイル、DATファイルなどをダウンロードすることをお勧めします。
何度も言うようですが、新しい変種や亜種が出ることが予測されますので、きちんと対処しておきましょう。
(新しい変種や亜種が出てきて、悪質な動作の内容が変わるかもしれませんがご了承ください。)
私は、常に「どのようなウイルスも流行ることのありませんように。」と願いつづけています。